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1.クリニック情報 ブログ

旬を食す!(春・筍)

こんにちは。 #上高田ちば整形外科小児科 です。

先日、クリニックの帰り道の19時の八百屋さんで立派な筍を発見しました!とっても大きくて、びっくりしましたが、初物で、しかもこんな夜に2個もまだ残っている。。。

店員さんも「筍どうですか?」とお客さんに次々に会計時に声をかけるものの、何人にも断られている・・・

うん!私が、買おう!!

2個とも買って帰りました。笑。

家に帰って、大きさをどのように記録しようか考え、500円玉と写真を撮ってみました♪すごく大きいのがわかるのでは??

米のとぎ汁を活用し水煮を作って・・・

子どもの好きな味付けに・・・と翌日バター醤油やみそマヨチーズ味にして、たっぷりいただきました☆余った分は冷凍し、筑前煮の材料にしたいと思います。

歯ごたえがあり、春を感じました。たけのこご飯や、いろんな食べ方に挑戦しようと思います!

初物とは、その季節に初めて収穫した野菜・果物・穀物・魚、その年に初めて食べるものを指し、日本では古来より縁起が良いとされてきました。初物が入ることわざに「初物七十五日」があり、「初物を食すことで七十五日延命できる」と言われています♪美味しく、元気に長生きしたいです☆☆

#中野区 #クリニック #整形外科 #小児科 #上高田 #新井薬師 #東中野


年長さん(5.6歳)で接種すべきワクチン(2025年春Ver)

こんにちは。#上高田ちば整形外科小児科 です。

就学前の年長世代(5.6歳)での接種をお勧めしているワクチンを再度ご紹介いたします!

1.MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン):麻疹(はしか)・風疹(三日ばしか)の発症を予防します。

https://www.know-vpd.jp/children/va_mr.htm

2.おたふくワクチン:流行性耳下腺炎の発症と神経系の合併症のリスクを下げます。

https://www.know-vpd.jp/children/va_mumps.htm

3.3種混合(DPT):学童期以降の百日咳の予防をします。

https://www.know-vpd.jp/vpdlist/hyakunichi.htm

4.不活化ポリオ(IPV):学童期以降のポリオの予防をします。

https://www.know-vpd.jp/children/va_fk_polio.htm

年長さんで以上のワクチンをどんどん接種を進めていきたいところなのですが、現在MRとおたふくのワクチンが出荷制限になっています。

当院ではMRワクチンはウェブ予約が2025年4月現在、可能な状況ではあります。

おたふくワクチンに関しては、一歳の初回の方は公式LINEで予約の受付をしておりますので、ご連絡いただければと思います。(2回目の接種に関しては、おたふくワクチンの流通再開後の接種にご協力をお願いいたします)※診療に影響しますので、電話でのお問い合わせは控えていただけますようご協力お願いいたします。

現在、ニュースなどでもたびたび話題に上がりますが、百日咳の流行も報道されております。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c8206280eed668b3ef1bb6e6377c5df587511312

https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/022/40

数年前に中野区内で百日咳の流行を目の当たりにしましたので、感染力の高さには戦々恐々としているところではあります。

東京都感染症センターのホームページで、2025年4月10日現在の流行状況を確認してみましたので、その情報も共有させていただきます。

以下のグラフから見ても、今年の報告数はとても多いのが一目瞭然です。。

4種混合や5種混合のワクチン接種により、接種済のお子さんに関しては、百日咳の抗体は獲得できているものと考えられます。しかし、不活化ワクチンなので、時間が経過すると抗体価は落ちていきます。東京都でも、年長児以降、小学生や大人などの感染が数多く報告されております。

この状況を加味すると、5.6歳以上の抗体価の低くなった世代の「3種混合ワクチンの追加接種」により、「防げる感染症はワクチンでしっかり防ぐ」というのは、本当に大切なことだと考えております。

11歳からの定期接種である2種混合ワクチン(DT)には、百日咳が含まれていませんので、任意接種になりますが、3種混合に変更するということも有用と考えられます。

積極的なワクチン接種をお勧めいたします♪当院では予約制で予防接種は行っています。

#中野区 #クリニック #整形外科 #小児科 #上高田 #新井薬師 #東中野 #リハビリ


赤ちゃんの「頭のかたち専門外来」開設のお知らせ

こんにちは。 #上高田ちば整形外科小児科 です。

最近、道を歩いていると「ヘルメットをしている赤ちゃん」を見かけることが増えてきたと感じませんか?

今まで当院で乳児健診などのタイミングで、#斜頭 や #短頭 が気になると感じた場合、頭の形の外来をしている他医療機関に紹介をして、そこでヘルメットを作成する方がたくさんいました。

他院でヘルメットを装着し始めてから、当院にはワクチンなどで受診されたタイミングで経過を見せてもらうと、みるみるうちに頭の形が改善していく姿を目の当たりにしてきました。

学会や講演会などで勉強し、「せっかくなら自分で経過をしっかり見ていきたい!」と考え、当院での #頭のかたち専門外来 をスタートさせることにいたしました。

当院では、まずは時間予約の「頭のかたち専門外来」内の「初診(ノギスで簡易計測)」の予約枠で、まずノギスを使用した簡易的な測定をします。

斜頭や短頭(いわゆる絶壁)の程度が大きい場合、改めて時間予約の「頭のかたち専門外来」内の「初診(初めて3Dスキャン※ノギスによる測定後が推奨)」にて3Dスキャンで精密に解析し、治療適応がありご希望があればヘルメット治療を開始するいう流れになります。

詳しくは当院HPをご覧ください。http://chiba-cl.net/headshape.html

また、当院で採用しているのはBerryさんの「ベビーバンド3」になります。https://www.babyband.jp/

#中野区 #クリニック #整形外科 #小児科 #上高田 #新井薬師 #東中野


花粉症治療薬について

こんにちは。#上高田ちば整形外科小児科 です。
先日、眼瞼クリームの勉強会を行いました。

花粉症による目のかゆみを抑える治療薬として
点眼薬が苦手な方にお勧めのお薬です。

1日1回まぶた周りへの塗布だけで効果があり、
夜間のスキンケアの後でもご使用いただけます。
塗り拡げていくと白色のクリームが透明になるので、女性の方もそのままお化粧をすることができます。

当院のスタッフも使用しておりますが
夜、寝る前に塗布し、翌朝洗顔しても
効果が1日持続しているため、
日中の目のかゆみから解放され快適に過ごせていると、
とても好評でした。

乳幼児を除く、こどもから大人まで処方可能ですので
お気軽に整形外科外来・小児科外来でお声掛けください。





帯状疱疹予防接種の定期接種・任意接種について

こんにちは!#上高田ちば整形外科・小児科 です。

令和7年4月1日より、#帯状疱疹ワクチン が定期接種化されることになりました。

今回は定期接種・中野区助成の任意接種、それぞれの対象者、負担額・助成額などについてご紹介します。

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★共通事項★

【実施期間】

令和7年4月1日から令和8年3月31日まで

【対象ワクチン、接種回数】

①ビケン(乾燥弱毒生水痘ワクチン):1回

②シングリックス(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン):2回 (2-6か月の間隔をあけて)

それぞれのワクチンの効果については最後にご紹介します♪

★定期接種★

【対象者】

過去に帯状疱疹予防接種を受けたことがない方で、下記のいずれかに該当する方

ア:65、70、75、80、85、90、95、100歳の方、101歳以上の方

 ※101歳以上の方は令和7年度に限り全員対象

イ:60歳~64歳で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に障害(身体障害者手帳1級)を有する方

窓口負担額】

①ビケン(生ワクチン):4,000円(1回接種)

②シングリックス(不活化ワクチン):1回につき11,000円(2回接種)

【予診票】

対象の方には中野区より予診票が届きます。

紛失してしまった場合は中野区保健所にお問い合わせください。

★中野区助成の任意接種★

【対象者】

下記の2点を満たしている中野区民

ア:50歳以上で、定期予防接種対象年齢外の方

イ:過去に中野区帯状疱疹任意予防接種の助成制度を利用したことがない方

助成額】※各医療機関が定めた接種料金から下記の助成額を引いた金額をお支払ください

①ビケン(生ワクチン):4,000円(1回接種)→窓口負担4,000円

②シングリックス(不活化ワクチン):1回につき10,000円(2回接種)→窓口負担12,000円

【予診票】

ご自宅には届きません。受付窓口に予診票がございますので、接種をご希望の場合はお声がけください。※当院では事前にご予約が必要です。

★ワクチンについて★

【効果】

いずれのワクチンも、帯状疱疹やその合併症に対する予防効果が認められています。

ビケン(生ワクチン)シングリックス(不活化ワクチン)
接種後1年時点6割程度9割程度
接種後5年時点4割程度9割程度
接種後10年時点7割程度

【安全性について】

主な副反応の発現割合生ワクチン組換えワクチン
70%以上疼痛*
30%以上発赤*発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結*頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上発疹、倦怠感そう痒感*、倦怠感、その他の疼

*:ワクチンを接種した部位の症状

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なにかご不明な点がございましたらお気軽にお声がけください✨


おたふくかぜとワクチンについて

こんにちは。 #上高田ちば整形外科小児科 です。

今回は #おたふくかぜ とワクチンについてご紹介します。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は、ムンプスウイルスにより引き起こされる感染症です。耳の下にある唾液腺の一つである耳下腺に炎症が生じ腫れてきます。頭痛や吐き気を伴う #髄膜炎 の合併症は頻度が高く、ときに #難聴 や不妊、膵炎の原因になることがあります。特に難聴は有効な治療もなく、発症すると治りません。片側性が多いのですが、両側性に発症する場合もあります。難聴は高度で、ほぼ完全失聴まで進行するといわれています。

発症年齢は、保育所や幼稚園などで集団生活を開始したばかりの小児に多く、6歳までの子どもが発症例の半数以上を占めると報告されています。一度、感染することで生涯の免疫が獲得される(終生免疫)といわれていますが、中には成人になってから初めてかかる人もいます(大人の)。そのため、子どもも大人も予防接種を含めた感染予防策を徹底し、感染自体を防ぎ、髄膜炎や難聴などの合併症を予防することが重要です。

おたふくかぜワクチンは、予防接種法に基づく#定期予防接種 (集団予防の意味合いが強いもの)ではなく、「 #任意予防接種 」となります。任意予防接種というと「接種しても接種しなくても任意という意味なのかな」と思ってしまうかもしれませんが、そのようなことではありません!「個人予防」として本人又は保護者の意志と責任で接種を行うということです。ですので、自己負担の生じるワクチンとなっていますが、以上の効果を考えると、是非接種していただきたいです。

中野区では、中野区にお住まいの満1歳から小学校就学前のお子さんを対象に接種費用の一部助成を行っています。助成額は1回につき4,000円で1人2回まで利用可能です。

中野区HPに詳細がありますので、是非ご確認ください♪

https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/kenko_hukushi/kenshin_yobousessyu/yobosessyu/kodomo-yobosessyu/otafukukaze.html

しかし現在、おたふくかぜワクチンが #出荷制限 となっています。今までに接種したことのない1歳になったばかりのお子さんの接種を優先するために、年長さん世代の方には、ワクチンの流通安定後の接種(2025年秋以降を想定)をお願いしています。中野区も、以下のように、年長世代のお子さんの接種を延長することを決定してくれていますので、ご協力をお願いいたします。

対象者((1)(2)(3)のいずれも該当するお子さん)
(1)2018年4月2日~2019年4月1日生まれ
(2)接種日現在、中野区民である
(3)2025年3月31日までに接種を完了していない

助成延長期間
2025年4月1日~2026年3月31日まで

#中野区 #クリニック #整形外科 #小児科 #上高田 #新井薬師 #東中野


2025年3月19日

こんにちは。 #上高田ちば整形外科小児科 です。

3月ですが、雪です。朝一番のクリニック周辺の様子ですが、すこし積もる様子もあります。

本日ご受診の方は、足元にお気をつけて、ご来院くださいね。

#中野区 #クリニック #整形外科 #小児科 #上高田 #新井薬師 #東中野


悩ましい、花粉症・・・

こんにちは。 #上高田ちば整形外科小児科 です。

#花粉症 の3月になりました。現在、絶賛シーズン中ですね。

~以前に撮影したヒノキの写真~

花粉症の主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみです。

『花粉症』は「アレルギー性鼻炎」の中でも季節性の、花粉が原因となるもののことです。2019年の鼻アレルギーの全国調査で花粉症の有病率は42%,スギ花粉症の有病率は39%といわれており、患者数は年々増加していることがわかっています。

スギは2月上旬から飛散開始、ピークは3月上旬

ヒノキは3月中旬から飛散開始、ピークは4月上旬

と予想されています。

スギ花粉は、飛散が始まって7-10日後くらいから量が多くなっていき、その後4週間程度、多い時期が続きます。また、
① 晴れて、気温が高い日
② 空気が乾燥して、風が強い日
③ 雨上がりの翌日

に特に花粉量が多くなります。


日本では60種類もの原因花粉があり、スギやヒノキだけでなく、シラカンバ、ブナ、ハンノキ、ケヤキ、コナラ、ブタクサ、ヨモギなど、1年中、何かしらの花粉が飛んでいるので注意が必要です。

花粉の曝露を防ぐには

メガネ:花粉症用メガネがありますが、通常の眼鏡でも花粉低減の効果があります。

※花粉の飛散している季節にコンタクトレンズを使用すると、コンタクトレンズによる刺激が
アレルギー性結膜炎の症状を悪化させる可能性があるため、メガネに替えるのがおすすめです。

マスク:毎日取り換えます。ガーゼなどをインナーマスクとして装着すると効果がUPします。

服装:花粉を家の中に持ち込まないために払ってから室内に入りましょう。洗濯物や布団を外に干さないようにしましょう。ウールは花粉が非常に付着しやすい素材なので避けましょう。

手洗い、洗顔

室内の掃除、換気:窓を開ける幅を10cm程度にし、レースのカーテンをすることで屋内への流入花粉をおよそ4分の1に減らすことができます。流入した花粉は床やカーテンなどに多数残存していますので、掃除を励行し、カーテンは定期的に洗濯してください。

花粉の多い時間帯の外出を避ける:昼前後と夕方に多く飛散します。

などの対策が効果的です。

そのような対策をしても症状がつらい場合は、薬物治療を行います。

内服、点鼻薬、点眼薬など、症状にあわせた処方をいたします。我慢せずにご相談ください。

また、 #舌下免疫療法 にも対応しています。「スギ」と「ダニ」に対応したアレルゲン免疫療法となります。そちらに興味のある方もご相談ください♪

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マイナ在宅受付WEBの活用方法について

「マイナ在宅受付WEB」を活用していただくと、ご自宅で、ご自身のスマホにて、マイナ保険証の確認認証がとれます!

当院ではマイナンバー読取り機1台で運用しているため、お待ちいただく可能性もありますし、子どもの顔認証はなかなか難しく暗証番号での認証になることが多く暗証番号入力画面が他の方に見られてしまう心配もありません。

積極的にご活用いただければと思います♪

ただ、小児の医療証の情報(マル乳、マル子、マル青)などのマイナ連携が現在まだあまり進んでいないために、その情報の確認は必要となっています。早く医療証情報も搭載されてくれると便利になりますね。

事前準備

1.スマートフォン                                     (事前にマイナポータルアプリのインストールをお願いします→https://services.digital.go.jp/mynaportal-app/

2.マイナンバーカード+4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書のパスワード)

3.マイナンバーカードの健康保険証利用の登録                        (保険証登録がお済みでない場合は、マイナポータルアプリまたはお住いの役所で保険証登録をお願いします)

事前準備が完了しましたら、以下のQRコードを読み込んでいただくか、URLをクリックしていただき、上高田ちば整形外科・小児科のマイナ在宅受付WEBページを開いてください。

https://kdg.onshikaku.org/online-care/?mi_code=1b26363665e4dc75ccd21205d78a94f58127653b&req_type=2

ガイダンスに従い、必要事項をご入力のうえ、進んでください。                 「同意登録完了」の画面が表示されれば完了です。     

※受診される方が二人以上の場合には、同じ操作を人数分繰り返してください。


マイナ保険証を活用してください★

こんにちは。上高田ちば整形外科・小児科です。

2024年12月2日に「保険証」の新規発行は停止されました。 現在、使用できている保険証も、最長2025年12月1日までの有効期限となります。

当院ではマイナ保険証にてオンライン資格確認を活用しています。現在までにオンライン資格確認で医療情報の共有に同意いただいた方の診療場面では、他院からの処方内容が閲覧できるようになり、重複処方がないか自動的に確認してくれる機能が非常に役にたっていると感じております♪♪

厚生労働省HPより、マイナンバーカードの健康保険証に関する4つのメリットをご紹介いたします。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_22682.html#kokumin8

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★1.データに基づくより良い医療が受けられる

 過去に処方されたお薬や特定健診等の情報を、医師・歯科医師・薬剤師に口頭で正しく伝えることは大変ですが、受診時・調剤時にマイナンバーカードを用いて受付し、情報提供に同意することで、過去に処方されたお薬や特定健診などの情報を医師・薬剤師にスムーズに共有することができます。
初めて受診する医療機関・薬局でも、患者本人が情報提供に同意すれば、医師・薬剤師がデータを確認することができるため、より良い医療が受けられます。

★2.手続きなしで高額療養費の限度額を超える支払いが免除される

 高額療養費制度とは、医療機関や薬局の窓口で支払った額※1が、ひと月(月の初めから終わりまで)で上限額を超えた場合に、その超えた金額を支給する制度です。
 従来は、支給を受けるために、通常、医療機関・薬局の窓口で一度全額を支払った後に、支給申請書を提出する必要がありました、事前に「限度額適用認定証」を申請することで、窓口負担を上限額に抑えることができますが、もし申請が間に合わなかった場合は、高額な費用を一時的に支払わなければいけません。
 しかしこれからは、マイナンバーカードを健康保険証として利用すれば、「限度額適用認定証」がなくても、公的医療保険が適用される診療に対しては限度額を超える分を支払う必要がありません。
 ※1 入院時の食費負担や差額ベッド代等は高額療養費制度での自己負担限度額の対象に含みません。

★3.マイナポータルで確定申告時に医療費控除が簡単にできる

 その年の1月1日から12月31日までの間に自己または自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合において、その支払った医療費が一定額を超えるときは、その医療費の額を基に計算される金額の所得控除を受けることができます。これを医療費控除といいます。医療費控除を受けるためには、医療費の領収書から「医療費控除の明細書」を作成し、確定申告時に添付する必要があったため、1年分の医療費の領収証を管理する必要がありました。
 しかしこれからは、マイナポータルからe-Taxに連携することで、確定申告時の医療費控除申請がカンタンになります。
医療費の領収証を管理・保管しなくてもマイナポータルで医療費通知情報の管理が可能となり、マイナポータルとe-Taxを連携することで、データを自動入力できます。

★4.医療現場で働く人の負担を軽減できる

 これまで、医療機関・薬局では適切な医療を提供するため、過去の健診情報や飲み合わせの悪いお薬がないか、問診で都度確認をする必要がありました。また、加入している保険の資格情報の確認では保険証の情報を目視で確認してシステムに手入力するといった対応が必要でした。
 しかし、これからは、マイナンバーカードを健康保険証として利用し情報提供に同意いただくと、お薬や特定健診などの情報を医師・薬剤師にスムーズに共有することができ、業務効率化が図れます。
 保険資格の情報確認においても、マイナンバーカードと顔認証付きカードリーダーを用いて資格情報などを自動取得することができるため、事務職員の負担が軽減され、さらに自動化により誤記リスクも減らすことができます。