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年長さん(5.6歳)で接種すべきワクチン(2025年春Ver)
こんにちは。#上高田ちば整形外科小児科 です。
就学前の年長世代(5.6歳)での接種をお勧めしているワクチンを再度ご紹介いたします!

1.MRワクチン(麻疹・風疹混合ワクチン):麻疹(はしか)・風疹(三日ばしか)の発症を予防します。
https://www.know-vpd.jp/children/va_mr.htm
2.おたふくワクチン:流行性耳下腺炎の発症と神経系の合併症のリスクを下げます。
https://www.know-vpd.jp/children/va_mumps.htm
3.3種混合(DPT):学童期以降の百日咳の予防をします。
https://www.know-vpd.jp/vpdlist/hyakunichi.htm
4.不活化ポリオ(IPV):学童期以降のポリオの予防をします。
https://www.know-vpd.jp/children/va_fk_polio.htm
年長さんで以上のワクチンをどんどん接種を進めていきたいところなのですが、現在MRとおたふくのワクチンが出荷制限になっています。
当院ではMRワクチンはウェブ予約が2025年4月現在、可能な状況ではあります。
おたふくワクチンに関しては、一歳の初回の方は公式LINEで予約の受付をしておりますので、ご連絡いただければと思います。(2回目の接種に関しては、おたふくワクチンの流通再開後の接種にご協力をお願いいたします)※診療に影響しますので、電話でのお問い合わせは控えていただけますようご協力お願いいたします。
現在、ニュースなどでもたびたび話題に上がりますが、百日咳の流行も報道されております。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c8206280eed668b3ef1bb6e6377c5df587511312
https://www.nhk.or.jp/shutoken/articles/101/022/40
数年前に中野区内で百日咳の流行を目の当たりにしましたので、感染力の高さには戦々恐々としているところではあります。
東京都感染症センターのホームページで、2025年4月10日現在の流行状況を確認してみましたので、その情報も共有させていただきます。
以下のグラフから見ても、今年の報告数はとても多いのが一目瞭然です。。

4種混合や5種混合のワクチン接種により、接種済のお子さんに関しては、百日咳の抗体は獲得できているものと考えられます。しかし、不活化ワクチンなので、時間が経過すると抗体価は落ちていきます。東京都でも、年長児以降、小学生や大人などの感染が数多く報告されております。

この状況を加味すると、5.6歳以上の抗体価の低くなった世代の「3種混合ワクチンの追加接種」により、「防げる感染症はワクチンでしっかり防ぐ」というのは、本当に大切なことだと考えております。
11歳からの定期接種である2種混合ワクチン(DT)には、百日咳が含まれていませんので、任意接種になりますが、3種混合に変更するということも有用と考えられます。
積極的なワクチン接種をお勧めいたします♪当院では予約制で予防接種は行っています。
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カテゴリー:1.クリニック情報 2025年04月12日