WEB予約 WEB予約

tel

03-3228-1555
(クリニック代表)

tel

080-6379-3748
(小児科直通)

1.クリニック情報 ブログ

ランドセルやリュックの持ち方、見直してみませんか?

こんにちは。 #上高田ちば整形外科小児科 スタッフSです!

街中でランドセルを背負いながら前かがみで歩いている小学生を見かけたことはありませんか?正しく調整できていないと体に負担がかかりやすくなり、「姿勢不良」や「身体の痛み」の原因となります。

教科書などの荷物の重さは、小学1年生で3.6㎏、小学6年生で5.5㎏が平均と言われています。筆記用具やタブレットなども含めたらもう少し重いかもしれません。

製品にもよりますが、ランドセル自体もおよそ1kgほどあるので、小学1年生でも毎日5kg近い荷物を背負っていることになります。毎日重いランドセルを背負って通学するのは大変ですよね。

朝のカンファレンスでPT(理学療法士)がスタッフに共有してくれた内容を基に、今回は、バッグを少しでも楽に背負える調整のポイントをご紹介したいと思います✨

この機会に、ランドセルやリュックの背負い方(登山などでも役立つ内容です*)を見直してみませんか?

ランドセルを背負うお子さんの様子も是非、確認してあげてください♪

 

🎒ランドセルの正しい背負い方🎒

💡ポイント!

①ランドセルの高さ

②背中の隙間

 

①ランドセルの高さ

ランドセルの高さは肩ベルトで調整することが可能です。

ランドセルの高さが肩と同じ高さになるように調整しましょう✨

ランドセルが低い位置にあると重力で引っ張られて重心が下がり、猫背の原因になります。

小学1年生だと上から2~3つ目の穴をおすすめしているランドセルの会社が多いようです!

また、厚着をする時期は春と同じ穴だと窮屈に感じてしまう場合もあるため、シーズンごとに調整するのがおすすめです☺

 

②背中の隙間

背中の隙間は大人の手のひらがすっと入るくらい~手を入れた時に少し抵抗を感じるくらいが理想です✨

ランドセルが背中に対してまっすぐで、フィットしていることが大切です。

ランドセルが低い位置にある時と同様に、背中から離れすぎていても後ろに引っ張られてしまい、姿勢不良の原因になってしまいます。

 

リュックサックの正しい背負い方

リュックもランドセルと同様に、背中から離れてしまうと猫背の原因になります。

肩ひもを長くするとこなれ感は出ますが、体には負担になっているのです…。

リュックが必要以上に重く感じてしまう原因は、「体からリュックが離れていること」と「リュックが揺れること」です。 

上記を解決することが背負いやすさに繋がります💡

 

①肩ひも

肩ひもがしっかり体にフィットするように調整しましょう!

体にフィットする位置に調整することで力が分散され軽く感じやすくなります☺

リュックの底が仙骨にあたる時はリュックの位置が下がりすぎな証拠です!

 

②ベルト

胸や腰にベルトがついている場合はベルトを締めるのがおすすめです!胸元のベルトは水平に、腰のベルトは骨盤の位置で締めましょう。

しっかり体にフィットさせることでリュックの揺れを軽減させ、体への負担を減らすことができます✨

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ランドセルもリュックも、調整する時は実際に荷物を入れた状態で背負った状態で調整するのがおすすめです!

また、「荷物の入れ方」にも気を付けるとより楽に背負うことができます☺

重いものは上の背中側に、軽いものは下の外側に入れることで軽く感じやすくなります。

なるべく重心を体に近く、高くするのが負担を軽くするポイントです💡

少しのポイントでも負担を減らすことが出来ます。服装が変わるタイミングで定期的に見直すのもいいですね♪

お役にたてたら幸いです*