当院のリハビリテーションについて
当院では理学療法士によるストレッチや筋力訓練などの運動療法と、専門のリハビリテーション機器を使って水治療(ウォーターベッド)、温熱療法や電気治療などの物理療法を受けていただくことができます。
運動器疾患のさまざまな問題に対しても相談に応じます。
また、手術後のリハビリテーションにおきましても、歩行訓練、関節可動域訓練、筋力訓練など適宜対応させていただきます。院内に超音波骨折治療器(LIPUS)も常備しておりますので、新規骨折の術後にも対応いたします。
午後の物理療法の最終受付時間は16:50です。
物理療法
-
メドマー
ズボン、パンツの上から履いて、適度の空気圧を繰り返しかけることによって足全体のマッサージを行う機器です。空気圧によるポンプ効果で血行が促進されます。血行促進、疲労回復、筋肉の疲れ、筋肉のこり、神経痛、筋肉痛、むくみの緩和に効果があります。
-
電気治療器
2022年8月に新しい治療器(ミナト医科のカイネタイザーKT-104)を新規導入しました。従来の低周波治療モードに加え、パルス、干渉低周波治療、微弱電流治療、高電圧治療※、バースト(NMES)など多彩な治療モードに対応。患者さまの症状や治療部位に応じた各種低周波治療を1台で実現可能な治療器です。
併設しているウォーターベッドが全身に作用するのに対し、局所的に治療しますので、受診時の症状に応じてご案内いたします。
◆干渉波
干渉波とは2種類の周波数の違う電流を流すことで神経の働きを調整し、広範囲の筋肉を動かすことで体の不調を和らげるのがこの干渉波療法です。血行促進・神経痛・筋肉痛の緩和・筋肉のコリをほぐす・末梢神経麻痺症状の緩和、マッサージ効果等があります。
◆低周波
微弱な電気(低周波)を人体の深部に通し、その刺激で筋肉を直接マッサージして興奮した神経をしずめ、血行を促進し患部を温め、コリによる痛みの緩和などを自然に回復するように手助けする物理療法です。
-
ウォーターベッド型マッサージ器
令和3年10月より新機種のウォーターベッドを1台導入しました。
従来の機種の性能に加え、4つから6つのノズルに増え、エアーバッグによるフットマッサージも追加され、様々なパターンでの治療が可能となりました。
ご利用希望の方は医師にご相談下さい。 -
ホットパック
温熱療法の一つで、電圧であたためた保温性の高いパックを患部にあてて治療します。細胞活動の活発化や血管拡張作用により、頚部痛、腰痛や種々の関節痛、筋肉の凝りや関節のこわばり、関節拘縮などに効果があります。
-
超音波骨折治療器
超音波を使って、骨折の治りを早める治療です。皮膚の上から骨折した箇所に、超音波を照射することで骨癒合や骨細胞の再生を促進させる効果があります。
-
歩行訓練用平行棒
歩行訓練の手段として平行棒と姿勢矯正鏡を使うことがあります。段階的に、平行棒・杖などを用いて訓練を行っていただいております。