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子供の寝相が悪い理由
こんにちは。看護師Nです。
皆さまのお子様の寝相ってどんな感じですか?
我が子は布団をはいだり、寝る時は私の横にいたのに朝は足元で寝ていたりと「どうしてそうなるの?」と思うことが多々あります。
ママ友ともよく話す「子供の寝相」について、どうして寝相が悪いのか疑問に思い調べてみたので皆さまにも報告したいと思います。
Q子供の寝相が悪い理由 →寝返りを良くうつからで、脳が良く休んでいる証拠!!
①人間の睡眠は深い眠りである「ノンレム睡眠」と浅い眠りである「レム睡眠」を繰り返していて、寝返りをうつのは深い眠りから浅い眠りに変わる時なんです。子供は深い眠りに入る回数が大人より多いので、寝返りをうつ回数が多くなり、その結果寝相が悪くなります。日中の運動量やエネルギー代謝が活発な子供ほど深い眠りにつくのでその分寝相が悪くなるそうです。
②子供は大人と違って寝ている時の姿勢をコントロールする機能が未熟な為、動きを抑える事や元の姿勢に戻すことが出来ず寝相が悪くなります。
③夜は子供の成長ホルモンが多く分泌され身体の表面温度が上がるため、布団との接触部分が暑くなり快適な場所を求めて寝返りが増えると言われています。
Qいつまで続くの? →個人差はありますが、脳が発達する13~14歳頃には寝相が良くなると言われています。
☆子供の寝相にはいくつかの型があって名前もついているって知ってますか?
・半胎児型→横向きになり、利き腕を下にするのが一般的で一番多い形。

・スフィンクス型→起きていたいのに眠すぎて前にパターンと倒れて眠る寝落ちスタイル。

・王様型→バンザイポーズは小さい子の本来の寝相で気持ちよく眠っている姿。

☆寝相の悪い子供と隣で眠る親は本当に大変ですが、脳をしっかり休めて脳の健全な発達につながっていると前向きに考え、乗り越えていきましょう!
カテゴリー:1.クリニック情報 , 4.小児科 2021年04月21日
急なケガをしたときは・・・
新年度が始まり、入園入学や就職転職・異動等により、新たな生活にワクワクした気持ちで春を迎えている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?
コロナ禍で活動が制限され、以前に比べて身体を動かす機会が減っていた状態から急に体を動かすと、大人も子どもも思わぬけがをしてしまう事があるかもしれません。

整形外科と聞くと骨折や腰痛・関節の痛みんぼときに受診する科としてのイメージが強いと思いますが、火傷・擦り傷・刃物などによる基地創・ばい菌が入って赤く腫れたような皮膚の炎症なども対応していますのでご相談ください。
以下の対応を受診の際の参考にしていただけると。スムーズな処置につながります。
<火傷>
先ずは流水などでしっかり冷やしましょう。冷やしながら病院へお越しください。もし水ぶくれができている状態であれば、無理につぶさずに受診してください。つぶれると感染の危険が高くなります。
<包丁やカッター・はさみなど刃物による傷>
まず洗いましょう!そして、身近にある清潔なハンカチやティッシュなどで圧迫して止血しましょう。10~15分程で止血する場合がほとんどですが、傷の深さなどによっては縫合が必要な場合もありますので、早めに受診しましょう。
<動物に噛まれた>
まず噛まれた場所をきれいに洗いましょう。ばい菌が入ってしまう場合もあります。大きさや深さを確認し早めに受診しましょう。
<すり傷や泥や砂で汚れた傷>
傷に小石やアスファルトなどが入ると化膿しやすくなったり、傷跡が残りやすくなります。まずは流水などで傷を洗ってからお越しください。傷を洗うのが怖い場合には、そのまますぐにいらしていただいても構いません。処置の際に洗浄いたします。
ご心配なときは一度お電話でご相談いただくことも可能ですので、ご連絡くださいね。
赤ちゃんの頭の形をたもつには・・
こんにちは。看護師Nです。健診などで「赤ちゃんの頭の形」を心配され相談される方が多くいらっしゃいます。
頭の形に変形があっても知能には問題はないとされていますが、将来乱視になったり、歯並びが悪くなる、目や耳の位置がずれる、顔の歪みが生じるなど見た目にも影響が出てくることがあるので、少しでもきれいな形に保ってあげたいですよね。
そこで今回はご家庭で出来る赤ちゃんの頭の形をきれいに保つための方法についてご紹介したいと思います。
【変形の原因】
1)妊娠中→多胎妊娠などで子宮の中が狭かったり、逆子で外部からの圧力を受けやすい環境にいることで生じることがあります。
2) 出産時→難産で長時間産道に頭を挟まれてしまったり、吸引分娩で引っ張られる事で変形を生じる事があります。
3)向き癖→生まれたばかりの赤ちゃんの頭はまだ柔らかく、首がすわっていない赤ちゃんが布団に仰向けのまま長時眠って過ごすと赤ちゃん自身の頭の重みで後頭部が平たくなる絶壁頭になったり、左右どちらかばかりに頭を向かせていると向き癖がついてしまい斜頭(頭の形が左右非対称になってしまった状態)になってしまいます。
【予防のために】~生後7~8か月頃までの頭の骨が柔らかい段階での過ごし方~
1)ドーナツ枕や向き癖矯正枕を使用する。
2)体位変換→タオルを棒状に丸めて向き癖がついてしまった方の背中に頭から腰までの片半身を支えるように挟み、赤ちゃんの体勢を逆に向けてみる。この時うつ伏せになっていないか、呼吸を妨げていないか適宜観察して下さい。
3)姿勢を変える・授乳や添い寝、抱っこをする時は左右交互にし、赤ちゃんの顔が同じ方向を向かないようにする。・向き癖とは反対側から声掛けをしたり、音を鳴らしたりして逆側を向くように促す。・お気に入りのおもちゃを向き癖とは反対側に置き、逆側を向くように促す。・首が安定してきたら腹ばいや縦に抱っこして「頭に何も触れない時間」を作っていく。
4)ヘルメット療法→ 発育期にある頭に赤ちゃんの頭の形に合わせたオーダーメイドの矯正ヘルメットを装着し、頭の歪んでいる部分は自然な成長を促し、反対に出っ張っている部分には適度に加圧することでごく自然に頭の形を矯正します。頭蓋骨が柔らかい生後3~6か月の間に治療を開始すると良いとされていて、治療期間は半年~1年位です。保険外治療の為、費用はヘルメット代40~50万円+診察代+検査代と高額になりますが、医療費控除の対象になる場合もあり、その際は確定申告をすることで補助を受けることが出来ます。治療を希望される場合は専門病院をご紹介いたしますのでぜひご相談下さい。
おたふくワクチンについて
小児科よりお知らせです。
おたふくかぜワクチンですが、当院で採用していないメーカー(タケダ薬品)の商品が10月末まで出荷調整となり、全体的な流通量低下によって、予約システムでの一時予約を中止しています。
1歳の1回目、もしくは、接種歴のない6歳以下の接種を優先させていただく形で、電話もしくは受付でのご予約をお願いいたします。
※年長時の2回目の接種は、インフルエンザワクチンシーズンでの同時接種をお勧めいたします。
