WEB予約 WEB予約

tel

03-3228-1555
(クリニック代表)

tel

080-6379-3748
(小児科直通)

1.クリニック情報 ブログ

子どもの近視について

こんにちは。上高田ちば整形外科・小児科です。
最近、こどもの近視が増えていることが問題となっています。それには、眼軸長がのびてしまうことが関係しているようです。近視も強度だと失明のリスクがあることも知られています。

自身でできる対策法としては、
◎外に出て光を1日2時間以上浴びること
◎20分毎に20秒ほど、20フィート(約6m)離れたところを見ることで目を休める
◎ゲームや動画は小さな手元の画面ではなく、大画面でみる
などです。
眼軸長が一旦伸びてしまうと治りません。

お子さんの少しでもいい視力を、守ってあげたいですね。

当院にはスポットビジョンスクリーナーがあります。弱視を早期に発見することを目指した器械です。目について気になる症状がある時など、是非ご相談ください。

日経の記事に以下のような記事がありましたので、ご紹介します。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO24824350Z11C17A2000000/

#上高田ちば整形外科小児科 #中野区 #クリニック #整形外科 #小児科 #リハビリ #運動器リハ #理学療法士 #こどもの近視 #スポットビジョンスクリーナー #弱視の早期発見


薬の飲ませ方について②粉薬編

こんにちは。看護師Nです。

今回は前回に続き、こどもへの粉薬の飲ませ方について紹介したいと思います。

 

~粉薬の飲ませ方~

粉薬をそのまま飲ませると味を嫌がったり、むせてしまい上手に飲めない子もいます。上手に飲めないお子さんは下記の方法で試してみて下さい。

☆スプーン⇒小皿で溶かした粉薬をスプーンですくって飲ませます。

スポイト哺乳瓶の乳首:哺乳瓶の乳首を使う時は薬用の乳首(穴を少し大きく開けたもの)を用意しておくと良いでしょう。

☆お薬団子⇒作り方

お薬を小さいお皿に入れ、スポイトやスプーンを使って水を1滴垂らして

は混ぜる事を繰り返します。水分が少ないと粉が残り、水分が多いとベチャベチャして皿から取りにくくなります。

上手に作るコツは加える水の量を「1滴ずつ」にすること。1滴たらしては混ぜる事を繰り返していくとしっとりとしたお団子になります。

このお薬団子を良く洗った手につけ、上あご又は頬の内側につけ、すぐに水や湯冷まし、ミルクや母乳などを与えましょう。

~内服のタイミング~

授乳後や食後だとお腹がいっぱいでお薬を飲めなかったり、吐きだしてしまうことがあります。子供用のお薬は空腹時に内服しても副作用や効果に影響のある物は少ないので、特別な指示がなければ授乳前や食前に飲ませても大丈夫です。

☆上記の方法でも飲めない時は・・・

①オブラートでお薬を包んで飲ませる。

②服薬補助ゼリーを使う。

→ この際、ゼリーにお薬を混ぜるのではなく、ゼリーの上にお薬を置き、更にその上にゼリーをのせ、お薬を包むようにして飲ませます。

③粉薬をお好みの食べ物に少量加えて食べさせる。

~混ぜると飲みやすくなる飲食物~

ヨーグルト・アイスクリーム・ジャム・プリン・チョコレートクリーム・コンデンスミルクなど。

特にアイスクリームは舌を冷やし一時的に神経を麻痺させて味を感じにくくする効果があります。

④注意点

1)1歳未満の乳児にはちみつを与えると乳児ボツリヌス症を発症する恐れがあるの与えないようにしましょう。

2)たくさんの量の食べ物に混ぜてしまうと食べきれなかった時に必要な量の薬を飲めないので、少量(1口分位)に混ぜるようにしましょう。

3)混ぜる時はまず少量だけ混ぜ、大人が味見してみて下さい。

ただし味覚には個人差があるため、上手に飲めない時は色々な物で試してみて下さい。

4)混ぜている所をお子さまが見てしまうと食べ物を見ただけでお薬が混ざっていると思い、食べなくなってしまうこともあるので気を付けて下さい。

5)飲んだらすぐにお水やお茶、ミルクなどを飲ませ、口の中に薬が残らないようにしましょう。


赤ちゃん・子どもの発疹が出る原因と対処法は?(監修記事公開)

「ままのて」という、妊活・妊娠・子育てに役立つ情報メディアに「赤ちゃん・子どもの発疹が出る原因と対処法は?」の監修記事がアップされました☆

https://mamanoko.jp/articles/6211

是非ご覧ください♪

過去の記事も色々ありますよ!→ https://mamanoko.jp/advisers/21?page=2


便秘とモビコールについて

こんにちは。スタッフCです。

健康な便であれば、固形成分約1/4に対して約3/4は水分であり、便に含まれる水分の量によって便の固さや形が決まります。

食べ物や飲み物から摂取した水分のほとんどは、体に吸収され、さまざまな部位でのやり取りに使われます。便とともに排泄されるのは、このやり取りがスムーズに行われた後に残った水分のみであり、このわずかな水分量の違いが便の大きさや硬さを決めています。

したがって、便秘の治療では、便に適切な量の水分を届けることが大切です。

【健康な便ってどんな便?】

上図は、ブリストル便形状スケールという便を評価するための国際的な指標で、どのような便であったか言葉で伝えやすくするためにつかいます。番号が大きくなるほど、より多くの水分が含まれている便であり、④、⑤が健康な便と考えられています。

①、② のような便の場合は、便が硬く排便時に痛みを伴うことが多くなります。痛みがあることで排便を避けることにつながり、便秘が悪化する悪循環に陥りがちです。

ブリストル便形状スケールを用いて便の状態を記録することで、自身に合った薬の服用量やタイミングを見つけることができ、より効果的な治療につながります。

 

【モビコールってどんなお薬?】

モビコールは水に溶かして飲むことで、水分を腸まで届けて便をやわらかくし、腸の動きを活発にします。モビコールに溶かした水は、体の中で吸収されずにそのまま腸に届くため、硬い便に水分を含ませることができます。水分を含んだ便はやわらかく大きくなり、大腸の動きを活発にして排便を促します。

※2歳以上~服用ができます。

 

【モビコールの溶かし方】

モビコールは1包あたり約60mlの水に溶かして服用します(2包の倍は120ml)。

スプーンで円を描くようにかき回すと、渦の中心に粉末が集まり溶けにくい場合があります。先にコップの中に水を入れておき、そこにモビコールを加え、スプーンを前後左右に切るようにかき回すと、全体が均一に速やかに溶けやすくなります。

水以外の飲料に溶かすこともできます

モビコールは塩味がします。味などが気になって服用しにくい場合は、他の飲み物に溶かして服用することもできます。以下のリンクからぜひ参考にしてみてください。

https://www.eapharma.co.jp/medicalexpert/knowledge/patient/pdf/MVC-N09A.pdf


薬の飲ませ方について①シロップ編

こんにちは。看護師Nです。

「お薬を飲むのを嫌がって飲ませるのが大変‼」と言う声を良く耳にします。具合が早く良くなるようお薬をちゃんと飲んで欲しいと思うのが親心ですよね。今回は薬の飲ませるのが大変なお父さんやお母さんのお役にたてるよう色々な種類の内服方法について紹介したいと思います。

~薬を飲ませる時の体位~

バタバタ暴れて嫌がるお子さんはまずしっかり抱っこします。

①お母さんの太ももの間にお子さんの両足をしっかり挟み込みます。

②お子さんの右腕をお母さんの左脇にぴったりと挟み込みます。

③左手でお子さんの左手を握り、お母さんの左肘を曲げて赤ちゃんの頭を固定します。

④お母さんの自由に使える右手でお子さんにお薬を飲ませます。

 

~シロップの飲ませ方~

①泡立たない程度に軽く振って中身を均一にします。

②1回分の量を正確に測ります。

③お子さんに合った方法で飲ませます。

スポイト⇒頬の内側に少しずつ流し込みます。「薬を0.5mlずつ口に入れてはスポイトを口から出して10秒待つ」という動作を繰り返しましょう。一度にたくさん入れるとむせてしまったり、吐いてしまうことがあります。またスポイトを喉の奥に入れすぎない様に気をつけましょう。

哺乳瓶の乳首⇒空の哺乳瓶の乳首を口にくわえさせ、吸い始めたらシロップを入れるとこぼさずに飲ませることが出来ます。

スプーン⇒スープを飲ませる要領で飲ませましょう。

小さめのコップ⇒コップが使えるようになったら小さめのコップに入れて飲ませましょう。

④お口直しに水またはぬるま湯を飲ませましょう。

⑤使用した道具はきれいに洗って乾燥させ、お薬は冷蔵庫で保管しましょう。