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1.クリニック情報 ブログ

「そうしくんを救う会」を応援しています!

当院は 「そうしくんを救う会」を応援するため、一階と二階の受付に募金箱を設置いたしました。

そうしくんは、中野区在住のもうすぐ二歳の男の子です。拡張型心筋症という原因不明の難病のため、人工心臓の力を借りながら病床生活を送っています。今後の根治治療としては心臓移植しかありません。日本国内では時間がかかりすぎる可能性が高く、渡米しての移植を目指しています。それには莫大な経費がかかり、一個人で準備するのは不可能です。それを募金で応援しましょう、というものです。

そうしくんを救う会HP:  http://www.smile-soushi.com/

記者会見についての記事:  https://nakano.keizai.biz/headline/1401/

原因不明ですので、いつ、誰がかかってしまつてもおかしくはありません。
袖すり合うも多少の縁といいますが、この話題にふれた、同じく中野区で生活されている、子育て中で同年齢のこどもがいる、少しでも接点がある方はたくさんいらっしゃると思います。是非、他人事ではなく、「自分事」だとして想いを馳せていただけたら嬉しいです。

少しでも興味を持った方がいらっしゃれば、是非ご協力ください。額の多少は関係ありません。困った方がいらっしゃれば、手助けしたい、ただ、それだけの思いです。
どうぞ宜しくお願いします。


院長講演のお知らせ~第68回癒しの環境研究会~

平成30年6月17日(日)に院長が日本医科大学医学部教育棟で、
第68回癒しの環境研究会で講演します。
一般参加もできますので、ご興味ある方はぜひお越しください。
詳しくは
http://www.jshe.gr.jp/topics.html
にてご確認ください。


装具外来の曜日変更について

こんにちは。千葉です。
毎週水曜午後に行っている装具外来ですが、
6月19日~毎週火曜午後に変更になります。
6月13日まではこれまで通り水曜午後(14時~17時)で行っておりますので
宜しくお願い申し上げます。


夏の感染症

あっという間に気温が上がってきました。少し体を動かすだけで汗がでてきます・・・そう、「あせも」のできる季節となりました。
軽度であればシャワー洗浄のみで対処可能ですが、赤みやかゆみを引き起こす場合は軟膏塗布を考慮する必要があります。皮膚トラブルも気軽にご相談ください。

また、夏の感染症として、

咽頭結膜熱(プール熱):アデノウイルスによる高熱、のどの痛み、結膜充血など
手足口病:熱、手・足・口・お尻の水疱や紅斑
ヘルパンギーナ:高熱、のどの痛み
伝染性膿痂疹(とびひ):傷口のじくじく、周囲に拡大する

などに注意は必要です。
集団生活の中で流行することも多く、普段から幼稚園・保育園での流行状況を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

また、プールに入る際、「みずいぼ」が問題になることがあります。タオルやビート板の共有によって感染がおこりますので、除去を指示されることもあるかもしれません。当院では、皮膚の局所麻酔テープである「ペンレステープ」を用いたみずいぼ摘除を行っております。一度診察してから、摘除可能であれば予約制で行いますので、ご相談ください。
ペンレステープを用いて、泣かずに摘除できる子が続々とでています!


MR(麻疹・風疹)ワクチンに関して。

現在、需要のupに伴いMRワクチンの流通量が低下しております。成人の方の接種は、現在予約受付を中止しております。ご不便をおかけいたしますが、子どもの未接種者の接種を進めるために、ご理解をお願いいたします。

定期接種の対象者である1歳の方、就学前(年長、5,6歳)の方で、接種がまだの方は早めの接種をお勧めします。

また、中野区では定期接種で打ち漏れてしまった方への独自の助成制度があります。19歳まで適応になりますので、参考になさってください。任意MR予防接種予診票があれば、当院で接種可能です。

http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d001707.html

 

また、今回流行している「麻疹(はしか)」は空気感染を引き起こす感染力の高いウイルス感染症であり、医療機関の待合い室での感染も見られています。発熱と発疹を同時にきたし、麻疹の疑われる症状がある場合は、まずは、お電話ください。受診の方法(時間、場所)を指示いたします。どうぞ宜しくお願い致します。


麻疹(はしか)の流行について

連日メディアで報道されていますが、沖縄から麻疹(はしか)の流行が拡大しています。確かな知識を持って、正しい行動ができるように、麻疹についてまとめます。

今回の麻疹の流行は、3月下旬に沖縄観光のために訪日した外国人によって始まりました。その旅行者の立ち寄った先々で感染が成立(二次感染)し、また、その感染者から拡大している状況(三次感染)です。

麻疹は、感染症の中で最も感染力が強いともいわれている(空気感染)ウイルス感染症です。潜伏期は7-18日(通常14日)、ヒトに感染させる期間は発疹出現3-5日前から発疹出現数日後まで。高熱(38.5度以上)と咳、鼻汁、結膜充血、発疹を伴います。肺炎や脳炎を合併することによって、死亡する例もあります。(先進国での死亡率は0.1-0.3%)
特に麻疹脳炎は、1000人に1-2人が合併し、発症者の20%が死亡、30%が後遺症を残すと言われている予後不良の合併症です。
また、妊婦の感染は流産や死産の原因になることもあります。

感染予防に関しては、予防接種が最も有効です。1歳、年長時の定期接種であるMRワクチンをきちんと接種することが大切です。ご自身のワクチン接種歴をいま一度確認し、不明の方、1度しか接種していない方はワクチン接種を検討されてもいいかもしれません。

 

中野区では、MRワクチンが2歳から19歳で接種もしくは1回のみ接種の場合、無料で接種できる助成の制度があります。↓

http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d001707.html#nini2

 

沖縄県は、旅行・出張を予定されている方向けに、麻しん(はしか)に関するQ&A を作成し、HPに掲載しています。どうぞ参考にされてください。
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/chiikihoken/kekkaku/press/documents/kankoqa180414_2.pdf


子どもの夜間の受診に迷ったら・・

夜間や休日などクリニックのあいていない時間に、子どもに熱が出たり、咳がひどくなったり、すぐに受診すべきなのか判断に困ることはありますね。
そんな時に頼りになるものをご紹介します。

①東京都の「小児救急相談」
:保健所や保健センターが閉庁する時間帯に、子供の健康・救急に関する相談に、看護師や保健師等が応じてくれ、必要に応じて小児科医師が小児救急相談に乗ってくれます。

受付時間:
●月曜日~金曜日(休日・年末年始を除く)  午後6時~午後11時
●土曜日、日曜日、休日、年末年始      午前9時~午後11時

電話番号:
(プッシュ回線の固定電話、携帯電話): #8000
(ダイヤル回線・IP電話等すべての電話): 03-5285-8898

②東京消防庁の「救急相談センター」

:急な病気やけがをした際に、救急車を呼んだ方がいいのか、病院に行った方がいいのか、など迷った際は、#7119でも対応してくれます。

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その他、東京都では以下の相談にも乗ってくれるサービスがあります。

③妊娠中の健康や生活に関する相談は・・・

●妊娠相談ほっとライン

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/kodomo/sodan/ninshin-hotline.html

④育児に関する相談は・・・
●児童相談所・児童相談センター
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/jicen/annai/jido_sodan.html
●4152電話相談
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/jicen/annai/4152.html

もしもの際に参考になれば幸いです。


みずいぼ

正式には伝染性軟属腫といい、ポックスウイルスによる皮膚感染疾患です。幼少児に好発し、お風呂やプールなど,肌を露出して人と接触する機会にタオルやビート板、浮き輪などを介して感染するとされています。

乾燥や湿疹など、皮膚のバリア機能が低下した状態で感染しやすいといわれており、手足や体幹の柔らかめの皮膚に,小さなポツポツが多発することがあります。

自然治癒も見込めますが、6ヵ月から5年程度かかることもあります。その間に、みずいぼの個数がどんどん増えてしまったり、周囲に感染を広めてしまったりすることもありますので、数が少ないうちに摘除してしまうのも、治療法としてはお勧めです。他にも治療法はありますので、みずいぼを見つけたら、ご相談ください。

 

千葉家の3人のこどもも、全員みずいぼにかかりました。乾燥肌に対して保湿もしていましたが、やはり家族内感染は起きてしまうのです・・・

摘除は痛くて可哀そうだな、と思い、自然治癒を待ちましたが、乾燥肌のひどくなる冬場に驚くほどのスピードで数が増え、摘除を決めました。その時の治療画像を残しておきましたので、参考までに。

始める前に「ポツポツがいっぱいできてしまってなかなか治らないから、痛くなくなる魔法のテープを貼ってお肌ピカピカにしようね♡」とお話してから始めました。(プレパレーションといいます。)その意味では、言葉のわかる段階(3歳くらい以上)での治療がお薦めです。

↓  かゆみなど自覚症状のないツルっとしたポツポツがいずいぼです。

↓  「ペンレステープ」という局所麻酔のテープ材を患部にしっかり貼り付け、1時間くらい待ちます。

先の丸いピンセットで取り除きます。痛みはかなり軽減されているようですが、恐怖心で泣いてしまいました。

10個ほどの摘除でこどもも精神的にも限界なので、1回ですべてとりきれなくても焦らず、次回に持ち越してもいいと思います。

↓  少し出血することもありますが、すぐに止血されます。

摘除後、再発する可能性もありますが、大きいものをしっかり摘除しておくと、数は確実に減ります!

 

これからの季節、子どもの肌をちょっと注意してみてみてくださいね。


最新号のnicola(2018年5月号)をご覧ください!

小児科担当・千葉智子です。

nicola 5月号の「nicola保健室 わたしの悩み」のコーナーで、身長に関してのお悩みへのアドバイスが掲載されています。

小児科の待合いでも読めますが、興味のある方は、是非書店でお求めください♪


平成30年度から変更される子どもに関わること

平成30年度から、中野区では以下の点に変更があります。

〇BCGの集団接種の中止

〇1歳半健診の集団健診の中止

→個別に予約して受診してください。(当院でも行っております。)