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1.クリニック情報 ブログ

風疹の流行阻止のために☆

妊娠中(特に初期)に風疹に罹患することにより、先天性風疹症候群の赤ちゃんが生まれる可能性があがります。先天性風疹症候群の3 大症状は先天性心疾患、難聴、白内障です。その他、様々な症状の出現の可能性があります。風疹の流行を防ぐことにより、先天性風疹症候群を予防できるのです。

2018年7月以降、30-50歳代の男性中心に風疹の患者数が増加しています。30-50歳代の男性というのは、働き盛りで多くの人と接触をしたり、妊娠可能な女性の近くで生活しています。特に1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日の間に生まれた男性は風しんの予防接種を受ける機会がなかったので他の世代と比べて抗体が低くなっています。

そこで、国は、この春(2019年4月)から、風しん抗体検査と予防接種法第5条第1項の規定に基づく風しんの定期予防接種を実施することになりました。対象の方に全国の指定の医療機関等で利用できる無料のクーポン券が郵送されてきます。まずは風しん抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果、十分に抗体を保有していないことがわかった方は定期予防接種を受けましょう。(2022年までの制度となっています)

当院でも検査、並びに予防接種を行えます。まずは、ご都合のよい日時で電話予約をしていただき、クーポン券現住所のわかる身分証明書をご持参ください。

 

定期接種の対象に当てはまらない方も、

中野区にお住まいの方で、次のいずれかに該当する方(中野区に住民登録がある方)

1.女性 妊娠を予定または希望している19歳以上の方

2.男性 30歳から59歳までの方

3.男女とも 妊婦もしくは1の女性と同居している19歳以上の方

は中野区からの助成で、抗体検査と予防接種は無料で受けられるようになっておりますので、詳しくは、こちらをご覧ください↓

https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d017592.html

 


花粉症について

小児科担当・千葉智子です。春の訪れを感じる季節となりました。ある日、とてもいい天気でしたので、ベランダでプランターいじりをしていると・・

目のかゆみ、くしゃみ、鼻閉・・・ここのところ、鼻がスッキリした感触は味わっていません。。。そうです、私も花粉症なのです。花粉症の有病率は上昇し、低年齢化もみられ、もはや国民病ともいえる状況です。花粉症の有病率増加には、色んな理由がいわれています。
①スギ花粉の増加:戦後に大量に植林されたスギが開花適齢期を迎えたことと、地球温暖化の影響により、スギ花粉の飛散量が増加しています。
②排気ガス・大気汚染:排気ガスなどで汚染された大気中の多くの微粒子が抗体を産生しやすくし、花粉症の発症を促進します。また、舗装道路の増加に伴い一度地面に落ちた花粉が再び舞い散ることも原因として考えられます。
③食環境の変化・不規則な生活リズム:高タンパクや高脂肪の食生活、不規則でストレスの多い生活も、アレルギーを起こしやすくしています。
④住宅環境の変化:住宅やオフィスの近代化に伴い通気性が減ったため、ダニ・カビの温床をつくり、アレルギーを起こしやすくしています。花粉症では、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなど鼻の症状が長く続くため、生活の質(QOL)は低下します。鼻づまりによる口呼吸のために、のどの渇きや痛み・かゆみ、頭痛を訴えることもあります。その他、不眠、授業中の居眠り、イライラ感、全身倦怠感や集中力の低下など学業への影響が出ることもあります。

スギ花粉は2月頃から5月上旬ころまで例年飛散がみられ、今週も多く飛んでいますし、この今週の花粉予想をみても、1週間を通して、かなり多量の飛散が見込まれます。日常生活の中で可能な花粉対策としては、マスク、花粉メガネ、ツルツル素材の衣類、帰宅後の洗顔・うがい、屋外への洗濯物干しを避ける、などです。そのような対策をしているにも関わらず、つらい症状のある場合は、内服(抗アレルギー薬や漢方など)や点眼薬、点鼻薬などにより、症状の緩和を図り、QOLの改善を目指すことが目下の目標となります。起きている症状に対策をすること(対症療法)は以上のことで可能ですが、「花粉症を治す」というのは、できないのでしょうか。

アレルゲン免疫療法として、当院ではシダキュアの舌下免疫療法を行えるようになりました。アレルギーの原因(アレルゲン)を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、長期にわたって症状をおさえたり、症状をやわらげたりできます。推奨治療年数は3年で、1か月ごとの定期的な受診が必要となります。長期間、正しく治療が行われると、アレルギー症状を治したり、治療終了後も長期にわたり症状をおさえること、または症状が完全におさえられない場合でも、症状をやわらげ、おくすりの使用量を減らすことも期待できます。ただ、アレルゲンを直接投与することから、服用後にアレルギー反応がおこるおそれがあり、まれに強いアレルギー症状が発現するおそれがあります。そのようなことがないよう、初回投与は当院2階の外来で30分の経過観察を行っていただきます。説明などの準備もありますので、ご希望の方は受付窓口または電話にて予約をいただきますので、ご協力をお願いいたします。少しでも症状がやわらぎ、スッキリした毎日が送りたいものですね♪


上高田東高齢者会館での4講演(今週最終回です)

こんにちは。千葉です。

上高田東高齢者会館での4講演も今週の木曜(2月28日)で最終回となりました。

お忙しい中、足を運んでくださった大勢の方々、ありがとうございます。

なお、先週のロコモ体操には当院スタッフもきてくれて、一緒に体操を指導して

もらいました。

皆様の貴重な時間を無駄にしないよう、今週も全力で頑張らせていただきます。

今週2月28日13時30分~「骨粗しょう症について知ろう」です。

骨粗しょう症について、検査、治療から、食事、体操まで、皆様にとって

役立つ知識をまとめてお話ししたいと思います。

是非ご参加ください。


上高田東高齢者会館での講演

こんにちは、千葉です。
まだまだ寒い時期が続きますね。寒さ対策を万全にして冬を乗り切りましょう。
さて、1月31日から4回にわたり、上高田東高齢者会館で講演をさせていただいております。
第1回は1月31日で「関節の痛みの原因と治療法を知ろう」
という内容でした。予定されていた定員を超えて会場を変更していただきました。高齢者会館のスタッフの皆様、有難うございました。体操もふんだんに盛り込んだこともあり、皆さま楽しんで聴いていただけたようで良かったです。
第2回は2月7日13時30分~の開催予定です。
タイトルは「痛みに効くショウガの話」です。
ショウガについて、いろいろなお話しができたらと思います。お土産には私のおすすめレシピ集をプレゼント予定です♪

なお、第3回は2月21日「とっても簡単!ながらロコモ体操」予定で、当院のスタッフも同行します。会場で実際に色々な体操を一緒にできたらと思います。

第4回は2月28日13時30分~「骨粗しょう症について知ろう~いつまでもいきいきと生活できるために~」ここでも骨量を高める体操など行います。
体操はいつまでも本当に大事だと思います。上高田の皆様がいつまでもいきいきと過ごせるよう、微力ながらアドバイスができたらと思います。


赤ちゃんのワクチンデビューは生後2か月から☆

小児科担当・千葉智子です。

生後2か月からの赤ちゃんのワクチンデビューについてご紹介します。

現在日本で定期接種となっているワクチンは、親世代が赤ちゃんだった頃と比べ、確実に増えています。

ワクチンも赤ちゃんの体にとっては異物です。しかし、重症な感染症の発症や重症化を減らすために、是非、積極的に接種していただければなと思います。

スケジュールに関しては、「VPDを知って、子どもを守ろう!」のHP内の

http://www.know-vpd.jp/children/vc_0age.htm

からもご確認いただけます。

当院では、2か月からヒブ、肺炎球菌、B型肝炎、ロタの接種をお勧めしています。

中野区はもちろん、都内他区の定期接種も可能です。里帰り中の方も赤ちゃんを感染症から守るために早めの接種開始をご検討ください。

 

ワクチン相談にも応じておりますので、不安な点、疑問な点は、接種前に是非 聞いてくださいね。

比較的ゆっくり、また感染症の患者さんと混じらない13-14時の予防接種専門時間での接種がお勧めですが、他の時間でも対応は可能です。

予約システム( https://clinic.smiley-reserve.jp/chiba-cl )の時間予約を選択いただき、「予防接種」の枠でご予約いただけます。

 


あけましておめでとうございます

よき新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
お陰様で開業後1年が経ちました。
年末にリハビリテーション室を使いやすくし、
年始には新たなスタッフも加わります。
ますます皆様の健康増進のお手伝いができるよう、
スタッフ一同励んでいきたいと思っております。
今年も皆さまにとって良い1年となることを心からお祈りし、新年のご挨拶とさせていただきます。

当院は本日1月4日より通常営業いたします。
宜しくお願いします。


ウォーターベッド2台目を増設しました

こんにちは、千葉です。
開院後、物理療法のひとつとして、ウォーターベッドがずっと1台で稼働してきました。

患者様の待ち時間が次第に長くなってしまい、1時間以上お待たせすることもでてきてしまいましたので、

このたび2台目を増設いたしました。

これにより待ち時間を少しでも減らして、皆様の有意義な時間にしていただければと思います。

引き続き宜しくお願い申し上げます。


バス広告を始めました

こんにちは。千葉です。
だいぶ気温も冷えてきて、冬の到来を感じます。
さて、関東バスの車内アナウンス広告を11月15日から開始しましたので
ご報告いたします。

関東バス 宿08 中野行き  新宿→中野  正見寺バス停

関東バスご利用の際には、正見寺バス停の際にぜひ耳を澄まして聞いてみてください。


小児科学会からの予防接種推奨スケジュールの変更点

小児科担当千葉智子です。

我が家でも子どもたちにインフルエンザワクチンを接種いたしました。そのタイミングで、ワクチンスケジュールに関する日本小児科学会からの提言もあったので、ご紹介いたします。

 

本年2018年8月1日に発表された日本小児科学会の提言では、三種混合ワクチンの任意での接種推奨をしております。

http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf

2013 年の小児の年齢別の百日咳の抗体保有状況では、抗 PT 抗体価 10EU/mL 以上の保有率は、4-7 歳で 40%未満に低下しており、学童期以降の百日咳の予防を目的に 5 歳以上 7 歳未満(4種混合追加(4回目)より 6 か月以上あける)、また本来二種混合ワクチン(DT:ジフテリア、破傷風) の定期接種のタイミングである11-12 歳に2 種混合の代わりに 3 種混合ワクチンを接種してもよい、とされております。

百日咳は、長く続く咳が特徴の感染症です。最近でも中野区からの発症もみられます。また、家庭内での感染も多く、特に乳児など小さな赤ちゃんに感染すると無呼吸発作など重症化することもあり、本人と共に小さなご家族の百日咳感染の予防のために、任意接種にはなりますがお勧めいたします。

わが家でも、百日咳予防のために、11歳、6歳の子ども達に接種しました。局所の腫れの副反応は他のワクチンの比較してやや多いようです。

(在庫としての三種混合ワクチンはご用意しておりませんので、接種ご希望の際は、2日前までの電話予約をお願いいたします)


インフルエンザワクチンについて

今年もインフルエンザワクチン接種の季節となりました。

インフルエンザは、約1~4日の潜伏期の後、突然の高熱、咳、鼻水、倦怠感、のどの痛み、頭痛、関節痛などの症状がでることがい多い、毎冬に流行する感染症です。熱は4~5日続以上持続する場合もあります。重症化すると肺炎や脳炎になり、特に体力の落ちた高齢者や子どもは命にかかわることもあります。

ワクチンにより発症と重症化を予防しようということです。

 

インフルエンザワクチンは効果持続期間が4.5ヶ月と短いため、毎年の接種が必要となります。流行株も毎年異なるため、流行株の予想に則って、毎年異なるウイルス株のものが製造されています。

2018‐20019年シーズンは

A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/Singapore(シンガポール)/INFIMH-16-0019/2016(IVR-186)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Maryland(メリーランド)/15/2016(NYMC BX-69A)(ビクトリア系統)

2017-2018年シーズンは

A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR-180)(H1N1)pdm09
A/Hong Kong(香港) /4801/2014(X-263)(H3N2)
B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
B/Texas(テキサス)/2/2013(ビクトリア系統)

微妙に変わっているのがお分かりいただけると思います。

 

さて、接種対象は生後6か月以上です。しかし、1歳以下の乳児には、強くはお勧めしていません。1歳以上と比較して、ワクチンの効果が劣ることが示されているからです。しかし、医療関係者や教育関係者などインフルエンザ罹患のリスクの高いご家庭や、保育園などの集団生活している子どもで少しでも感染のリスクを減らしたい、という考えがあれば、接種しておくのが望ましいでしょう。

また、妊婦への接種により新生児への感染予防にも繋がることも知られていますので、検診などでかかりつけの産婦人科の先生に相談されるとよいでしょう。

 

当院では、大人の方(高校生以上)、16時半から17時の遅い時間での接種希望の方は整形外科受付窓口で予約を開始しております。お子さん(と付き添いの保護者)で接種希望の方は、10/9から予約システムで予約を開始いたします。接種開始は10/22となりますので、宜しくお願いいたします。

 

※インフルエンザワクチンと他のワクチンを同時接種を希望の場合は、「インフルエンザ以外のワクチン」の時間予約をまず取得していただき、同日でインフルエンザワクチンの時間予約を取得してください。連続する時間で予約できなかった場合、「インフルエンザ以外のワクチン」の予約の時間を「来院時間」として当方で準備しておりますので、そのようにご準備を宜しくお願いいたします。