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1.クリニック情報 ブログ

緊急事態宣言の解除にあたって。

こんにちは。看護師Cです。
雨の日が多くなり、梅雨の足音を感じる今日この頃です。紫陽花の開花も楽しみですね♪♪

新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛が長引く中、大人の方は長時間自宅で過ごすことや在宅ワークによると思われる首や腰の痛みなどの症状のある方が多く来院されています。
休校・休園中のお子さんでは、筋力の低下、太ってきてしまった、日中の活動量が少なく夜なかなか眠れない、排便リズムが崩れがち、イライラしているなど様々な影響が出てきているようです。

毎日を健康で楽しく過ごすための方法を考えてみましたのでご紹介します!

<運動の習慣を取り入れましょう>
運動で身体を動かすことは筋力低下を防ぐことにつながりますが、それだけではありません。適度な運動は、気分の落ち込みの発散、心と体のリラックス、睡眠リズムの改善、排便リズムの改善などの作用をもたらします。
最近ではYou tubeなどで自宅でできる体操やダンスなどがたくさん紹介されていますね。体が温まり軽く汗ばむ程度で、「ああ、スッキリした」と思えるぐらいがちょうどよいでしょう。1回にたくさんの運動を行うよりも継続することが大切であると言われています。1日20分程を目安に、無理なく実践できるものを見つけられると良いですね。

<日光浴も大切>
外出自粛といっても、外に出て太陽の光を浴びることは人間の身体にとってとても大切です。皮膚に日光が当たることでビタミンDが体内に合成されます。ビタミンDはカルシウムの吸収や筋肉の合成を促したり、免疫の機能を調整してくれます。家に閉じこもりがちだと十分な量の日光が当たらず、ビタミンDが不足してしまいます。外出しなくても、家の前などで1日15~20分程日光浴をするとよいでしょう。

<外で遊んではいけないの?>
「子どもがずっと家の中にいてイライラしてしまうようなのですが、少しくらいは外で遊んだりしても大丈夫でしょうか?」というお母さんの声を多く耳にします。 “外に出て思い切り身体を動かす”という子どもにとって当たり前のことが長らく制限されていることは大きなストレスになっていることでしょう。気候の良い今の時期はとくに外に出たくなってしまいますよね。それは大人も同じだと思います。
身体の健康の維持には心の健康が不可欠です。手洗い、マスクの着用、密閉・密集・密接にならない環境を保つという感染予防対策のポイントをきちんとおさえていれば、家の周りを散歩したり、近くの公園に外出したりしても良いのではないでしょうか。帰宅時は手洗いを必ずしましょう。また、外での飲食を避けることも有効な方法といわれています。

もうすぐ緊急事態宣言が解除されていくことになると思われます。しかし、残念ながら新型コロナウイルスいなくなったわけではありません。

生活リズムや食生活を見直し、体力・免疫力を維持した状態で学校やお仕事の再開の時を迎えられるよう、しっかり備えておきましょう!