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  • 「KIDSNA(キズナ)」に監修記事が掲載されています。

    こんにちは。小児科 千葉智子です。
    「育てを学ぶ。子育てから学ぶ。」をコンセプトに正しい情報をパパ、ママにお届けしようとする「KIDSNA(キズナ)」の趣旨に賛同し、監修記事のお手伝いをしています。
    今までに作った記事がまとまってみられますので、お時間あるときに是非お読みください♪

    いつか、何か困った時の参考になれば幸いです♪

    https://kidsna.com/magazine/publisher/72


    9月の子育て応援団

    こんにちは。小児科 千葉智子です。

    中野区医師会主催の毎月開催されている子育て応援団のお知らせです。

    日時:9月13日(木)13時半から

    中野区医師会館にて

     

    9月は薬のお話。

    薬の飲ませ方で苦労しているパパママとたくさんいらっしゃると思います。

    きっと、役に立つお話が聞けると思いますよ♪ご都合許せば、是非ご参加ください!


    こどもの熱中症について

    うだるような暑さの日々が続いていますね。
    小児科担当千葉智子です。

    昨日、小学1年生の熱中症による事故の記事が出ていました。悲しいですね…
    事故から学ぶ、未然に防ぐということが、私たちにできることだと思います。

    そこで。
    熱中症とは何か、どのように予防するのか、わかりやすくまとまった記事をご紹介します。
    https://kidsna.com/magazine/health-health-problem-1247
    これから夏本番。みなさん、こまめな水分補給で健康を守ってください。

    「KIDSNA」は、「子育てを学ぶ。子育てから学ぶ。ママ・パパのための情報メディア」です。私も、微力ながら記事の監修のお手伝いをしています。
    よろしければチェックしてみてください♪
    最近の担当記事↓
    https://kidsna.com/magazine/health-health-problem-18071202-4533


    夏の感染症

    あっという間に気温が上がってきました。少し体を動かすだけで汗がでてきます・・・そう、「あせも」のできる季節となりました。
    軽度であればシャワー洗浄のみで対処可能ですが、赤みやかゆみを引き起こす場合は軟膏塗布を考慮する必要があります。皮膚トラブルも気軽にご相談ください。

    また、夏の感染症として、

    咽頭結膜熱(プール熱):アデノウイルスによる高熱、のどの痛み、結膜充血など
    手足口病:熱、手・足・口・お尻の水疱や紅斑
    ヘルパンギーナ:高熱、のどの痛み
    伝染性膿痂疹(とびひ):傷口のじくじく、周囲に拡大する

    などに注意は必要です。
    集団生活の中で流行することも多く、普段から幼稚園・保育園での流行状況を確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

    また、プールに入る際、「みずいぼ」が問題になることがあります。タオルやビート板の共有によって感染がおこりますので、除去を指示されることもあるかもしれません。当院では、皮膚の局所麻酔テープである「ペンレステープ」を用いたみずいぼ摘除を行っております。一度診察してから、摘除可能であれば予約制で行いますので、ご相談ください。
    ペンレステープを用いて、泣かずに摘除できる子が続々とでています!


    MR(麻疹・風疹)ワクチンに関して。

    現在、需要のupに伴いMRワクチンの流通量が低下しております。成人の方の接種は、現在予約受付を中止しております。ご不便をおかけいたしますが、子どもの未接種者の接種を進めるために、ご理解をお願いいたします。

    定期接種の対象者である1歳の方、就学前(年長、5,6歳)の方で、接種がまだの方は早めの接種をお勧めします。

    また、中野区では定期接種で打ち漏れてしまった方への独自の助成制度があります。19歳まで適応になりますので、参考になさってください。任意MR予防接種予診票があれば、当院で接種可能です。

    http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d001707.html

     

    また、今回流行している「麻疹(はしか)」は空気感染を引き起こす感染力の高いウイルス感染症であり、医療機関の待合い室での感染も見られています。発熱と発疹を同時にきたし、麻疹の疑われる症状がある場合は、まずは、お電話ください。受診の方法(時間、場所)を指示いたします。どうぞ宜しくお願い致します。


    みずいぼ

    正式には伝染性軟属腫といい、ポックスウイルスによる皮膚感染疾患です。幼少児に好発し、お風呂やプールなど,肌を露出して人と接触する機会にタオルやビート板、浮き輪などを介して感染するとされています。

    乾燥や湿疹など、皮膚のバリア機能が低下した状態で感染しやすいといわれており、手足や体幹の柔らかめの皮膚に,小さなポツポツが多発することがあります。

    自然治癒も見込めますが、6ヵ月から5年程度かかることもあります。その間に、みずいぼの個数がどんどん増えてしまったり、周囲に感染を広めてしまったりすることもありますので、数が少ないうちに摘除してしまうのも、治療法としてはお勧めです。他にも治療法はありますので、みずいぼを見つけたら、ご相談ください。

     

    千葉家の3人のこどもも、全員みずいぼにかかりました。乾燥肌に対して保湿もしていましたが、やはり家族内感染は起きてしまうのです・・・

    摘除は痛くて可哀そうだな、と思い、自然治癒を待ちましたが、乾燥肌のひどくなる冬場に驚くほどのスピードで数が増え、摘除を決めました。その時の治療画像を残しておきましたので、参考までに。

    始める前に「ポツポツがいっぱいできてしまってなかなか治らないから、痛くなくなる魔法のテープを貼ってお肌ピカピカにしようね♡」とお話してから始めました。(プレパレーションといいます。)その意味では、言葉のわかる段階(3歳くらい以上)での治療がお薦めです。

    ↓  かゆみなど自覚症状のないツルっとしたポツポツがいずいぼです。

    ↓  「ペンレステープ」という局所麻酔のテープ材を患部にしっかり貼り付け、1時間くらい待ちます。

    先の丸いピンセットで取り除きます。痛みはかなり軽減されているようですが、恐怖心で泣いてしまいました。

    10個ほどの摘除でこどもも精神的にも限界なので、1回ですべてとりきれなくても焦らず、次回に持ち越してもいいと思います。

    ↓  少し出血することもありますが、すぐに止血されます。

    摘除後、再発する可能性もありますが、大きいものをしっかり摘除しておくと、数は確実に減ります!

     

    これからの季節、子どもの肌をちょっと注意してみてみてくださいね。


    中野区子育て応援団について

    中野区医師会では、日ごろのちょっとした悩み、健康に関する疑問にこたえるべく、毎月第2木曜日13時半から中野区医師会館で「子育て応援団」を実施しています。

    http://www.nakano-med.or.jp/kosodate/towa/index.php

    今月は、「眼のおはなし」や「好き嫌いなく食べられる工夫」など、興味深い内容もお話が用意されているようです。予約不要で、直接会場で受付できます。

     

    また、その前後の時間で、子どもの栄養相談(無料)もあります。これは事前予約制ですが、離乳食の進め方や好き嫌い、偏食について、おやつについて、肥満について、アレルギーが心配・・など、様々な質問ができるようです。ぜひ、積極的にご利用ください!


    おねしょのお話

    何歳くらいまで「おねしょ」は様子をみていいのだろうか、デリケートな話だし、誰に相談すればよいのだろうか、悩むママも多いでしょう。当院では、おねしょ(夜尿症)の相談も行っております。これから幼稚園や保育園の卒園し、小学校に入学するタイミング(5,6歳)が、相談のチャンスです!

    ときどきおねしょをしてしまう程度の子どもの比率は5~6歳で約20%です。小学校低学年で約10%と減少しますが、10歳児でも約5%にみられます。学齢期の夜尿は自尊心の低下をもたらし、心理面や社会面、生活面に影響を及ぼすこともあります。生活習慣の改善で治る子もいれば、長引く場合は薬物療法も検討いたします。躊躇せず、ぜひお気軽にご相談ください。

    こちらのサイトも参考になります。

    http://onesho.com/patient/


    1月27日土曜診療のお忘れ物

    かわいいスティッチのリュックサックのお忘れ物があります。

    小児科受付で持ち主をお待ちしております♪


    特に年長さんのママ、ご確認ください!

    小児科担当、千葉智子です。

    赤ちゃんの頃のワクチンは間髪をいれず、次々に接種していくので接種漏れは少ないのですが、年齢が上がってくると接種漏れが増えてきます。定められた期間で定期接種として接種すれば、自己負担なくできますので、接種忘れがないか母子手帳の確認をお勧めします。

    MR:麻疹・風疹の混合ワクチンです。麻疹・風疹は発熱と発疹を同時にきたす感染症で、麻疹においては肺炎や脳炎など重症化すると命に関わる合併症があるため、ワクチンで予防することが大事です。

     第2期:小学校就学1年前の4月1日から、小学校就学年の3月31日までの1年

    (いわゆる保育園・幼稚園などの年長組)

    ※中野区では、小学校就学年の3月31日までに接種を受けられなかった場合でも理由を問わず、中学校3年生までの年齢であれば、無料で受けられます。(申請が必要)

    日本脳炎:日本脳炎は、蚊が媒介する感染症です。温暖化に伴って蚊の生息域は拡大しており、注意が必要です。発症率は低いものの脳炎症状を引き起こすので、ワクチンで予防することが大切です。

    第2期:日本脳炎第1期の3回接種が完了している、9歳から13歳になるまでの期間

    ※2005(平成17)年5月から2010(平成22)年3月までの積極的勧奨の中断があったため、接種が完了していない1995(平成7)年4月2日から2009(平成21)年10月1日に生まれた方は、無料で接種ができます。ご相談ください。

    おたふく:ムンプスウイルスの感染による耳下腺炎です。無菌性髄膜炎や難聴などの神経系の合併症の他、精巣炎・卵巣炎、膵炎などの合併症があるので、注意が必要です。学校保健法で発症から5日経過まで出席停止と定められています。

    ※中野区では、満1歳から就学前(3月31日)まで、独自の助成があります。(中野区助成の接種票は当院にご用意あります)