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新型コロナ感染症に対する当院の対応について(小児科)
都内でのコロナウイルス感染症の報告患者数が急増しています。爆発的な感染者の増加は、医療崩壊を引き起こし、経済的にも大打撃を与えてきています。
これからの一人一人の行動で、感染制御が可能になり、早く収束していくことをねがいます。
専門家などからの意見などから、以下、現在私たちができることをまとめました。
1)#うちで過ごそう
:大事なのは【密集・密閉・密接の重なるところ】に絶対に行かないことです。人との接触を8割減らすことを意識して行動してください。
2)#感染時に備えよう
:軽いかぜ症状は自宅療養しましょう。しかし、4日以上の発熱や倦怠感が強い場合などは、受診の目安( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00094.html#soudan )に応じ、新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター( https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html )に相談しましょう。
3)#戦う相手は人ではなくウイルス
:感染者やその近親者、医療従事者や保健所・行政の人を差別することなく、お互いを労い、支え合いと感謝の声をかけあっていきましょう。
これまでも院内感染を防止するため、当院でも具体的な対応策を検討してきました。小児に関しては、かぜの罹患者も毎年多いため、コロナウイルス感染症との完全な鑑別は非常に困難です。実際には入院が必要な肺炎に至らなければ検査の適応にもなりませんし、自宅療養で治るのを待つしかありません。
クリニックとして地域医療に継続的に貢献するため、院内感染を以下の方法で防止していきます。
【感染対策】
● 十分な換気と、手の触れる場所の消毒を定期的に行います。
● おもちゃや本の貸し出しは、当面中止します。(ご自宅よりご持参はいただけます)
● 待合では、他の方との距離を1.5mを目安にとってください。(混雑の場合は、呼び出し順番が離れた方に、時間をおいてからの来院をお願いする場合があります)
● 院内でのエアロゾル発生のリスクとなるので、吸入のネブライザー処置を当面中止いたします。必要あれば、貸し出し用の携帯ネブライザーなどで対応します。
● ワクチンの予約は、できる限りワクチン、健診の専門時間でのご予約をおねがいいたします。
● 一般診察時間にワクチンで来院された「健康」な方に関しては、3番診察室にてカーテン隔離で待機いただきます。
カテゴリー:1.クリニック情報 , 4.小児科 2020年04月05日