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小児科学会からの予防接種推奨スケジュールの変更点
小児科担当千葉智子です。
我が家でも子どもたちにインフルエンザワクチンを接種いたしました。そのタイミングで、ワクチンスケジュールに関する日本小児科学会からの提言もあったので、ご紹介いたします。
本年2018年8月1日に発表された日本小児科学会の提言では、三種混合ワクチンの任意での接種推奨をしております。
http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf
2013 年の小児の年齢別の百日咳の抗体保有状況では、抗 PT 抗体価 10EU/mL 以上の保有率は、4-7 歳で 40%未満に低下しており、学童期以降の百日咳の予防を目的に 5 歳以上 7 歳未満(4種混合追加(4回目)より 6 か月以上あける)、また本来二種混合ワクチン(DT:ジフテリア、破傷風) の定期接種のタイミングである11-12 歳に2 種混合の代わりに 3 種混合ワクチンを接種してもよい、とされております。
百日咳は、長く続く咳が特徴の感染症です。最近でも中野区からの発症もみられます。また、家庭内での感染も多く、特に乳児など小さな赤ちゃんに感染すると無呼吸発作など重症化することもあり、本人と共に小さなご家族の百日咳感染の予防のために、任意接種にはなりますがお勧めいたします。
わが家でも、百日咳予防のために、11歳、6歳の子ども達に接種しました。局所の腫れの副反応は他のワクチンの比較してやや多いようです。
(在庫としての三種混合ワクチンはご用意しておりませんので、接種ご希望の際は、2日前までの電話予約をお願いいたします)
カテゴリー:4.小児科 2018年10月28日