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べんぴについて~①赤ちゃん~
こんにちは。看護師のNです。
赤ちゃんの便秘の相談は小児科の外来ではよくあります。
まず、自宅で出来ることでいえば・・・
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①母乳やミルクの量が不足している可能性があるので量を増やしてみましょう。
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②砂糖水(オリゴ糖)や果汁を少量(月齢×10cc/日を目安)飲ませてみましょう。 (砂糖水とは、100mlの白湯に糖類を5g入れてよく溶かしたもの)
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③糖分は腸内で善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)を増やし、腸の働きを活発にしてくれるので排便を促してくれる効果があります。
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④お腹のマッサージをしてみましょう。赤ちゃんのお腹に手を当て、優しく「の」の字を書くように時計回りにマッサージをします。この時、手にベビーオイルなどの潤滑油をつけて行うと滑りやすくなり、やりやすくなります。
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⑤綿棒浣腸をしてみましょう。綿棒を直接肛門に当てて刺激することで排便を促します。
【綿棒浣腸の方法】
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①一般的な大きさの綿棒(赤ちゃん用の物は細くて折れてしまう可能性があるため、一般的なサイズを使いましょう。)にベビーオイルやオリーブオイル、ワセリンなどの潤滑油をつけます。
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②赤ちゃんの足を持ち上げ、肛門に浅く(綿の白い部分が隠れる位)差し込んで、肛門の内側の壁をこするようなイメージで優しくゆっくり丸を描くように動かしてみましょう。これを数回行ってみましょう。授乳直後は避けましょう。
以上を行っても排便がなかったり量が少ない、下腹部が張って苦しそう、母乳やミルクを飲む量が減る、ウンチをしようとすると痛がって泣く、など困った時は受診してください。
カテゴリー:1.クリニック情報 , 4.小児科 2021年04月29日