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近視について(スタッフブログ)
こんにちは。看護師Nです。
リモートワークやオンライン授業などが日常生活になり、デジタル機器の使用が増え、目の疲れや視力の低下など目の不調を感じている方も多いのはないでしょうか?
今回は子供の視力を守るために必要な事を中心に書いてみたいと思います。
~近視の原因~
近視の原因についてはよく分かっていませんが遺伝的要素と環境的要素の両方が複雑に関わっており、環境因子としては①近くを長時間見る事が多い。②屋外活動の減少 ③睡眠時の照明などが挙げられています。
~近視の予防法~
① 一日2~3時間位外で遊びましょう。
最近の研究で太陽の光が近視の進行を抑制することが明らかになっています。世界でも推奨されているのは外遊びです。日光に当たることが大切で、運動はあまり関係ないという報告もあります。
② 正しい姿勢で読書や勉強をするようにしましょう。
背中をまっすぐに伸ばし、目と本の距離を30cm位に保ちましょう。
③ 1時間位勉強をしたら10分位目を休ませましょう。
読書やスマホ、ゲームなどの近業(近くを見る作業)は1時間したら10分位は休み、できるだけ外の景色を見たり、外に出てリフレッシュしたりしましょう。
④ 部屋の照明を調整しましょう。
勉強や読書をする時は300ルクス必要と言われており、これは蛍光灯の15~20ワットに相当します。
また睡眠時の照明も近視の進行に関わっており、常夜灯などの弱い光でも網膜を刺激するので部屋を完全に真っ暗にして眠ることも試してみましょう。
⑤ 規則正しい生活を送るようにしましょう。
⑥ 気になる事があったら医師の診察を受けるようにしましょう。当院にはスポットビジョンスクリーナーという器械があります。6歳までの視機能の発達時期の早期に弱視の発見ができることにより、早期治療につなげられる可能性があります。気になる症状などあれば、ご相談ください。
カテゴリー:1.クリニック情報 , 4.小児科 2020年09月27日