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1.クリニック情報 ブログ

胸式呼吸チェック ~息を吸う時のポイント~

こんにちは。理学療法士のLです。

今回は「呼吸のやりかた」についてご紹介させていただきます。

呼吸は大きく分けて「胸を膨らませる呼吸」と「お腹を膨らませる呼吸」の2つがあり、本日は「胸を膨らませる呼吸」でのチェックポイントについて説明させていただきます。

① 肋骨の下の方(図の赤い丸の部分)に手を当てて深呼吸をしてみましょう。息を吸う時に〇の部分がしっかりと膨らむ事ができていますか?左右どちらの方が膨らみやすいまたは膨らみにくいかもチェックすると良いです!

② 肋骨の下の部分から少しお腹側(図の青の部分)に手を押し当て、お腹の硬さを確かめてみましょう。この時に左右どちらの方がお腹は柔らかいまたは硬いかチェックすると良いです!

ここまで2つチェックをしてみましたが、これは息を吸う時に「横隔膜」がしっかり働いているか、お腹が硬くなって胸以外の部分を動かして呼吸をしていないかを確認して頂きました。

一例として、赤い丸の部分が膨らみにくいと「横隔膜」が上手に動いておらず、肩を上げたり、体をそらして息を吸う動きがみられます。これが肩凝りや腰痛の原因になることもあります!

詳しいチェックリストは院内に掲示しておりますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?


胸式呼吸チェック ~息を吐く時のポイント~

こんにちは。理学療法士のLです。

今回も引き続き「胸式呼吸」についてご紹介させていただきます。

前回は「息を吸う時に見るポイント」をご紹介しましたが、今回は「息を吐く時に見るポイント」についてご紹介させていただきます。

① 肋骨の下の方(図の赤い丸の部分)に手を当てて深呼吸をしてみましょう。息を吐く時に〇の部分がしっかりと閉じるような動きができていますか?左右のどちらの方が閉じやすいまたは閉じにくいかチェックすると良いです!

② 肋骨の下の部分から少しお腹側(図の青い部分)に手を押し当て、お腹の固さを確かめてみましょう。この時に左右どちらのお腹が柔らかいまたは硬いかチェックすると良いです。

一例として、赤い丸の部分が閉じにくいと「腹横筋」が上手に動いておらず、腹直筋や腹斜筋といった体を曲げたりねじったりするお腹の大きな力に関係ある筋肉を必要以上に使ってしまいます。これによりお腹が硬くなってしまい、咳やくしゃみをした際にお腹に必要以上な力が加わってしまい、腰痛などの一因になりうることもあります。

詳しいチェックリストは院内に掲示しておりますので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか?


子どもの内股のチェックポイントと改善法

こんにちは。理学療法士のTです。

 最近、お子さんが内股でどうすればいいか悩んでいるけど、どうすればいいか分からないという相談をよく受けます。また、通勤時などによく小学生や幼児が歩いている姿を見かけますが、内股など姿勢が悪いなあと感じる事もよくあります。

 実際に内股では、身体を上手に使えず、負担が大きくなり、痛みや怪我につながる事も多々あり、膝や背中などが痛い原因が内股だったという事もあります。

 そこで、今回は、子どもの内股のチェックポイントと、私たちが考える改善に向けての身体の使い方を覚える運動をお伝えします。

内股について、①膝が内側に向く、②足首が内側に向く、③膝と足首が内側に向く、おおよそこの3つの状態が考えられます。

 よくある原因として、膝だけが内側に向く場合は、股関節の使い方が上手ではない(お尻がぺったんこ、歩くときに身体が横に揺れるなど)、足だけが内側に向いているのは、ふくらはぎが上手く使えない(どたどた歩く・走る、静かにジャンプできないなど)という事が多いです。

 実際に私たちが対応する際には、得意、苦手な運動・遊び、普段のクセ、歩き方、走り方、しゃがみ方、姿勢などをみて、総合的に判断していきます。

 今回は、内股の改善に向けて、全身を上手に使う運動をご紹介しますので、気になる方は、継続的に行ってみてください!

  

 紹介した4つの運動は、個々の身体の機能の他に、身体全体を上手に使う練習にもなります。今出来る回数、時間から少し長くできる事を目標に、毎日行ってみてください。

 小児科と整形外科の待合スペースにも、同様の内容を掲示していますので、来院された際はチェックしてみてください!

 また、より詳細に見てほしいという方は、ぜひ当院整形外科の診察にて、ご相談くださいね。


こどもしょくどうについて

リハビリスタッフのAです。
2年程前に「こどもしょくどう」という映画を観ました。


子ども食堂とは、一般的には、地域住民や自治体が主体となって無料または低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場のことです。

今回、子ども食堂をブログで取り上げようと思ったのは、クリニック周辺の東中野や上高田の地域においても、そういった取り組みがあることを最近区の掲示板で知ったからです。
子ども食堂のはじまりは、東京都大田区にある「気まぐれ八百屋だんだん」の店主であった近藤博子さんが2012年に作ったのが始まりだと言われています。「子ども食堂」を立ち上げたきっかけは朝ごはんや晩ごはんを当たり前に食べられない子どもの存在を知ったからだそうです。
「ある日、買い物にいらした近所の小学校の副校長先生の話から、子どもの孤食の現状を聞きました。お母さんが精神的な病気を抱えている場合、食事も作れなくて、給食以外の食事をバナナ一本で過ごす子どもがいるというのです。そんな子どもが日本にいるということを聞いて、いてもたってもいられず、だんだんの場所で、子どもが一人で入っても大丈夫な場所「こども食堂」という名前で始めたのが2012年でした。」(第47回 社会貢献者表彰コメント2016.11より抜粋)


とりあえず難しいことは脇に置いて、目の前の子どもたちに美味しくて温かいご飯を食べてもらいたいものです♪