WEB予約 WEB予約

tel

03-3228-1555
(クリニック代表)

tel

080-6379-3748
(小児科直通)

1.クリニック情報 ブログ

からだの洗い方

こんにちは。看護師Cです。

寒い季節は空気が乾燥していて、お肌も乾燥しやすくなりますね。乾燥による肌のトラブルを予防し、健康な肌を保つためにはスキンケアが大切です。スキンケアというと、“保湿” が頭に浮かぶと思いますが、保湿と同じくらいに大切なのが、正しい方法で肌を洗うこと。今回は、「からだの洗い方」についてお伝えしたいと思います。

<からだを洗う時に気を付けること>

〇お湯で洗うだけでは、皮膚の表面の雑菌や汚れが十分落ちません。石鹸を使用しましょう。

〇石鹸をよく泡立てて洗うと、十分な洗浄効果が得られます。固形石鹸や液体石鹸は泡立ててから使用しましょう。

 

〇ナイロンタオルやスポンジ、目の粗いタオルなどでゴシゴシ洗うと皮膚を傷つけてしまうため、素手で洗うことをおすすめします。素手であらうと適度な力で洗うことができ、日々のお子さんの皮膚の状態を実感することができます。(大人も同様です)

<からだの洗い方>

 

〇まず、石鹸をよく泡立てます。泡立てネットなどを使用すると簡単です。泡で出るくるタイプのボディーソープを使用するのもおすすめです。

〇できるだけ素手で、爪を立てずに指の腹を使ってしっかりともむようにして全身を洗いましょう。

〇目の周りや顔、湿疹(赤み)のあるところもきちんと石鹸であらいましょう。目の周りは、お子さんに目を閉じてもらい、目の上から下に向かって洗いましょう。

〇最後に、ぬるめのお湯でよくすすぎましょう。皮膚に石鹸の成分が残らないよう、十分に洗い流してください。

 

〇タオルでからだを拭くときは、こすらず優しく押さえるように拭きましょう。

・アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患がある場合は、かゆくなることがあるため、長湯や高温のお湯は避けましょう。

・入浴をすると皮脂などが洗い流され、皮膚が乾燥しやすくなります。入浴後はできるだけ早めに保湿剤を塗りましょう(15分以内が効果的)


胃腸炎のときの飲み物・食べ物

こんにちは、看護師Cです。胃腸炎がちょこちょこ流行っています。

ウイルスや細菌の感染による「胃腸炎」は、嘔吐、下痢、腹痛などの症状を起こします。吐くのは最初の1~2日で、熱が出ることもあります。その後は下痢になることも多いですが、多くは1週間ぐらいでよくなります。

症状に合わせて、整腸剤や吐き気止めの薬を使うこともあります。吐き続けるときや脱水症状が強いときには、点滴や入院が必要になることもあります。

吐いたあとでも、元気もよく、機嫌も悪くなければ急を要することはありません。また、少しずつ水分が摂れるようになれば家で様子を見てもよいでしょう。

胃腸炎にかかると、嘔吐、下痢、発熱などの症状により体内の水分が失われるため、脱水症になる心配があります。この脱水症を防ぐためのホームケアがとても大切です!

【まずは、水分補給が大事】

・吐き気が強いあいだは何も飲ませないようにしましょう。

・吐き気が少し落ち着いたようであれば、経口補水液を飲ませましょう。経口補水液を嫌がる場合はりんごジュースや野菜スープでもよいでしょう。授乳中のお子さんは母乳(ミルク)を少しずつ飲ませましょう(ミルクはうすめずに作りましょう)。

・少しずつ、何回かに分けて飲ませましょう。「少ない量で回数を多く」がポイントです。

→ 5~10分ごとに5~10ml(スプーン1杯、ペットボトルのキャップ1~2杯)ずつ飲ませましょう

・3時間以上吐かなかったら、自由に飲ませてみましょう。食事ができるようになったら、経口補水液はやめてよいです。

【食べ物】

・吐き気がおさまって食べられるようになったら、嘔吐や下痢で失われた栄養とカロリーを補うために食事を始めましょう。

・うどん、豆腐、白身魚、鶏肉、お粥、スープ各種、バナナ、りんご、煮野菜などの消化吸収の良い食べ物がおすすめです。牛乳、乳製品、オレンジジュース、きのこ類、脂分の多い肉類、揚げ物などは避けましょう。

※※ 下記のような場合はすぐに診察を受けましょう☆※※

・強い脱水症状がみられるとき(泣いても涙が出ない・目がくぼんでいる・口の中や舌が乾いている・皮膚が冷たい・顔色が悪い・おしっこが出ない・ぼーっとしている)

・6時間以上続けて吐いているとき

・吐いたものが緑色のとき

・お腹をひどく痛がるとき

・血便が出たとき