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1.クリニック情報 ブログ

ビジョントレーニングについて

こんにちは。理学療法士のKです。

ビジョントレーニング入門編〜視機能のお話〜の研修会に参加してきました。

ビジョントレーニング…??という方も、いらっしゃるかと思います。

要するに『眼のトレーニング』です。

あ!眼ね!俺は(私は)視力両目1.0だから大丈夫だな。と思ったそこのあなた!それは大きな勘違いの始まりですよ!視力の数値が良いというのは、あくまでも1つの要素にしか過ぎず、『本当に眼が良い』とは異なります。

今現在、少しずつですが、患者さんの眼を診させて頂いております。
視覚(人が持つ五感のうちの1つ)からの情報が身体機能に影響を及ぼしているな〜と実感することも増え、また患者さんも自覚されています。

ここで1つ、何かよくわからない画像を貼っておきます。皆さん何に見えるのか、試して下さいね。

『本当に眼が良い』とは、どういうことなのか…?

気になる方は、リハビリテーション科までお声がけください。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


筋触診の講義を終えて

皆さん、こんにちは。先週、日曜日に群馬県高崎のperformance station ANCHORで講師活動を行なってきました。

テーマは、『筋触診とその方法』です。ヒトの体、体表面に骨や筋、神経をマッピングして組織の位置や形を理解するという講義です。

触診は、基本的技術であり、ヒトに対して治療する者は必要な技術です。それを蔑ろにしている医療者は居ないと思います。その中でも、トレーナーの方々は熱心に学び、クライアントさんに還元しようという気持ちを感じ、こちらも良い影響を頂きました。

触り方1つ取っても千差万別であり、その後の効果に直結するものだと考えています。だからこそ、基礎力(触診力)を身に付け、患者さんへ還元出来るように日々努めていきたいと思います。

また、エコーとあわせて皮膚表面から触ると、とても勉強になります!

最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。

今回お届けしたのは、理学療法士のMr.Kでした。


コロナの感染で試されるメンタル!

こんにちは、小児科・千葉智子です。

コロナに振り回される毎日・・・もう2年となりました。オミクロン株が主体の第6波、今までにないほどの感染力で、毎日たくさんの方が感染しています。子どもの感染も非常に多いです・・・

その中で、お子さんが検査陽性だった時に、「えー!」少し遠くのものを眺めるように我が子を見つめる保護者の方にあえて、伝えるようにしています。

こんなにコロナが流行している中で、どんなに気を付けていても感染してしまうことはあるからもう仕方がないですよ。体調不良の原因がわかったのだから、この後は、自宅内の感染コントロールを考えましょう!

と。

確かに、保護者は今後の仕事のこと、どのように生活していくのか、心配なことだらけで、不安以外の何物でもないですよね。。。その脇で子どもは「え?僕コロナ??コロナなの??」と現実感なく繰り返し言ったりしています。

でも、これだけ流行している中、子どもの集団生活などの場での感染はどうしようもないことなのです。対策していたとしても。。私はそう思っています。「誰か が 何か が いけなかったから」という単純な因果関係はもう既に成立しないと思います。

こどもの医療について真剣に考え、多方面で活躍されている友人の阿真京子さんが、以下のブログで発信してくれていました。是非、この記事だけでなく、いろんな記事をチェックしてみてください♪

https://note.com/ama_kyo/n/nf38c8f256db9?fbclid=IwAR1kHjtguEzWrDdIcM2WaZfQ6A9YhPT2n6WwjayEV2OGSkPxgMRa9OiuABA

阿真さんの著書「病院に行く前に知っておきたいこと」も当院待合に置いてあります。この春から、保育園に新入園するお子さんの保護者の方に是非読んでもらいたい一冊です♪♪小児科受付でも販売していますので、ご自宅でゆっくり読まれたい方は、お声掛けください!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000004192.html

困難にぶち当たった時に、どのように対応するのか、対応力が試されていると思います。少しでも、ポジティブな方向に向かえるように、適切な情報発信ができるようにしていきたいと、心を新たにしました。

外来で待ち時間が長くなってしまって、ご迷惑をおかけしてしまっている方々も申し訳ありません。不安を除くために少し多めにお話が必要な方もいらっしゃいます。。。なるべく頑張りますので、ご容赦ください。


★東京都の「コロナ感染による自宅療養者のためのサポートサイト」のご紹介

現在、感染者数が多い状況の中で、コロナ陽性が判明し発生届を出されても、保健所からの初回の電話連絡がない場合が増えています。

しかし、入院が必要なほどの強い症状が出ていない限りは基本的には自宅で療養することになります。

その際、

●濃厚接触者にあたるのはどんな人?どうやって連絡したらよいのか。

●自宅で療養するのにどんなことに注意したらいいのか。隔離をどうしたらいいのか。

●宿泊療養の申し込みは?

●パルスオキシメーターの貸し出しは?

●食料の配食は?

などについて情報が東京都保健福祉局のサイトにまとまっています。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/shien/index.html

また、2/8-27 で東京都の事業として、濃厚接触者への抗原定性検査キットの配布があります。各自で申し込み、症状がでてきた場合、自宅で抗原検査ができるというものです。

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/02/08/33.html

また、発生届が医療機関から出されると、居住地の保健所に報告がいくHER-SYSという厚生労働省のサイトがあります。その中で、ご自身で健康観察をしていただくMy HERーSYSのお知らせのSMSがスマホに届くので、毎日の健康観察の内容の入力をお願いいたします。下記リーフレットをご参考にしてください。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000827918.pdf

参考になれば幸いです!


5-11歳の小児のコロナワクチン接種について

小児科千葉智子です。第6波で小児も数多く感染しています。ご家族全員感染するケースも非常に多いです。同居する基礎疾患のある兄弟、高齢者、持病のある方、そのようなハイリスクの方に感染させてしまう危険性があります。オミクロン株に関しては発症予防効果は低いかもしれませんが、また変異株が出てきた場合、現在と同じではないでしょう。

まずは、積極的に接種を考慮するべき疾患・状況のお子さんが、接種をご検討ください。当院でも3/12から接種開始していく予定としています。【予約開始は3/9(※基礎疾患のある場合は3/4)】

日本小児科学会や日本小児科医会は-11歳の小児のコロナワクチンに対しての見解を発表しました。長いのですが、リンクも貼りましたので、ご確認ください。

5~11歳小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方(日本小児科学会)⇒ http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=404

1)子どもをCOVID-19から守るためには、周囲の成人(子どもに関わる業務従事者等)への新型コロナワクチン接種が重要です。

2)基礎疾患のある子どもへのワクチン接種により、COVID-19の重症化を防ぐことが期待されます。基礎疾患を有する子どもへのワクチン接種については、本人の健康状況をよく把握している主治医と養育者との間で、接種後の体調管理等を事前に相談することが望ましいと考えます。

3)5~11歳の健康な子どもへのワクチン接種は12歳以上の健康な子どもへのワクチン接種と同様に意義があると考えています。健康な子どもへのワクチン接種には、メリット(発症予防等)とデメリット(副反応等)を本人と養育者が十分理解し、接種前・中・後にきめ細やかな対応が必要です。

4)接種にあたっては、接種対象年齢による製剤(12歳以上用と5~11歳用のワクチンでは、製剤・希釈方法・接種量が異なります)の取り扱いに注意が必要と考えます。また、集団接種を実施する場合においても、個別接種に準じて、接種前の問診と診察を丁寧に行い、定期接種ワクチンと同様の方法で実施することが望ましいです。

 より詳細なデータが出た時点で、接種に対する考え方について随時検討する予定です。

新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等(日本小児科学会)⇒ http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=409

※気管支喘息以外の呼吸器疾患、染色体異常、免疫抑制治療中、先天性心疾患、海外へ長期滞在の予定などは接種を積極的に考慮。

5歳~11歳の新型コロナウイルスワクチン接種にあたって(日本小児科医会)⇒ https://www.jpa-web.org/blog/uncategorized/a275

わが国の小児における新型コロナウイルス感染症の状況は、成人に比べ感染者数がはるかに少なく、感染者においても症状は極めて軽いか無症状の場合が多い。 一方、5歳~11歳の小児に本ワクチンを接種した場合の効果や副反応に関するデータはわが国には存在せず、諸外国においてもその数は限定的である。 現在接種が想定されているワクチンにおいては、その効果はかなり高いといえるが、副反応としての、接種部位の疼痛・発熱・頭痛・倦怠感などは、この年齢に接種されている他のワクチンと比べ、むしろその発現率は高いと想定され、接種時に一定数起こる血管迷走神経反射、接種後に稀に起こる可能性のある心筋炎・心膜炎などについても十分な注意と対応が必要である。 本ワクチンの効果は感染予防のためというよりは、むしろ発症時の重症化予防のためのワクチンとの意味合いが大きいことから、そもそも重症化することが稀な小児期の新型コロナウイルス感染症においてのワクチン接種の意義は成人・高齢者への接種と同等ではないといえる。 一方で年齢が低い小児であっても、感染してしまった場合の他者への感染リスクの増加、10日以上にも渡る行動制限の必要性と困難性などを考慮すると、新型コロナウイルスの感染は今以上に小児の日常的な生活や環境を奪うことにもつながり、子どもたちの心身への影響は計り知れない。 これらを総合的に勘案した場合、具体的な接種方法などについて十分な議論と準備の上で本ワクチン接種を実施することが求められる。

また、厚生労働省からのQ&Aも参考にしていただけたら、と思います。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_for_children.html


濃厚接触者、社会機能維持者って??

小児科千葉智子です。コロナ第6波の影響が非常に大きく出ています。

朝日新聞にも、小児の感染者の増加が記事になっていました ↓

https://www.asahi.com/articles/ASQ106Q8BQ1VUTIL009.html

子どもの普通のかぜ症状の原因が「コロナ」が原因だった、という状況になっています。

子どもが感染すると、その家族は濃厚接触者ですし、「隔離期間はいつまでか」とか「どのように家庭内感染を予防し隔離したらよいか」ということが知りたいことだと思います。

今回はすこしまとめますね。

まず、症状(熱や咽頭痛、咳、頭痛、倦怠感など)がでた日が発症日です。症状があり、検査を行って陽性(発症者)となった方は10日間の療養期間となります。2/1発症した方は、翌日から10日は感染力があるので隔離が必要という判断で2/11までは隔離となります。

そして、濃厚接触者についてです。まずは定義から。

東京都保健福祉局によると濃厚接触者とは陽性となった方の発症日よりも2日前以降(無症状の方は検体採取日よりも2日前以降)から療養終了日までは、感染可能期間といい、周囲の方に感染させた可能性がある期間となります。

この期間に接触した方のうち、次の範囲に該当する方は濃厚接触者となります。

  1. 患者と同居、あるいは長時間の接触(車内・航空機など)があった人
  2. 適切な感染防護なしに患者を診察、看護もしくは介護した人
  3. 患者の気道分泌液もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い人
  4. その他、手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策(マスクなど)なしで15分以上接触があった人(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)

(国立感染症研究所「積極的疫学調査実施要領」より)

濃厚接触者の待機期間は神奈川県HPの以下の表がみやすかったので、ご紹介します。

基本的に濃厚接触者は、最終接触かた7日経過にて隔離解除となります。

例えば最終接触日が2/1なら、2/8まで自宅待機で健康観察し、2/9から解除です。

社会機能維持者とは、国の基本的対処方針として以下リンクの職種を明記しています。↓

https://www.city.minato.tokyo.jp/shinkoronatan/documents/key-worker.pdf

自分は何に該当するのか、普段から意識しておくと、いざという時に為になりますね!