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保湿剤をうまく使い分けましょう!

こんにちは! #上高田ちば整形外科小児科 です。スタッフSです🌟

 

病院で処方される保湿剤、たくさん種類がありますよね。

ヘパリン類似物質、尿素クリーム、ワセリンなどが代表的かと思います。

保湿剤によってはクリーム、泡タイプ、ローションなど剤形もたくさんあって迷われる方もいるのではないでしょうか?

今回は保湿剤の種類についてお話できたらと思います🌟

 

★保湿剤のタイプ★

保湿剤のタイプは大きく2つに分けられます。

角質層に水分を届けることで皮膚を保湿する「モイスチャライザー」と、油性成分によって皮膚内部の水分の蒸散を防ぐことで保湿する「エモリエント」の2つのタイプがあります。

ヘパリン類似物質・尿素クリームはモイスチャライザー、ワセリンはエモリエントに分類されます。

 

ヘパリン類似物質

ヘパリン類似物質は優れた保湿効果を持ち、慢性的な乾燥肌や炎症、肌荒れなどに効果的です✨

角質に働きかけ、皮膚の奥深くから水分保持機能を向上させます。

また、血行促進作用や抗炎症作用もあり、外傷(打撲、捻挫、挫傷)による腫れなどにも使用されています。

先発品のヒルドイドは、全剤形を製造されているので、ヒルドイドを例に違いをまとめました。

【ヒルドイドローション】

乳液タイプです。こちらは比較的さっぱりした使い心地です。

広い範囲に塗る時や、頭皮に塗る時などにおすすめです🌟夏のお風呂あがりなど、さっと保湿を済ませたい時にもいいですね!

 

【ヒルドイドフォーム】

さっと塗りやすい泡タイプです!

塗り拡げやすいので広い範囲に塗る時に特におすすめです✨

先ほど紹介したローションタイプよりもさらにさっぱりした使い心地です。

 

【ヒルドイドソフト軟膏】

しっとりとしたクリームタイプです。

塗る範囲が狭い時や、塗った後にしっかりと保護されているような感じが好きな方におすすめです♬

冬など、乾燥しやすい季節にしっかり保湿したいときにも向いています。

 

【ヒルドイドクリーム】

さらっとしたクリームタイプです。

ローション・フォームタイプほどさっぱりはしていませんが、ソフト軟膏よりは軽い使い心地なので、4つの中で1番1年を通して使いやすいかと思います☺

 

【先発品と後発品の違い】

先ほど紹介した「ヒルドイド」が先発品で、主成分はヘパリン類似物質です。後発品もさまざまな剤形がありますが、主成分は先発品と同じです。主成分が同じため、効果はほぼ同じと言われています。

剤形によって使い心地が異なるため、使い心地や使用部位などによって選ぶのもいいですね!

 

尿素クリーム

名前の通り、尿素を主成分としています。尿素には水分を保持する働きと角質をやわらかくする働きがあります✨尿素クリームは角質が厚くなっている部位に使うのがおすすめです。

皮膚の薄いところに塗ると炎症を起こす恐れがあるため、医師の指示を守って使いましょう。

 

尿素は水分とくっつくことで効果を発揮します。

皮膚の水分量が多くなっているお風呂の後や手洗いのあとなどに塗るのが効果的です🌟

 

ワセリン

皮膚の表面を覆って、水分が逃げるのを防ぐはたらきがあります。摩擦などからお肌を守る効果もあります✨

乾燥や肌荒れなどがひどい場合、保湿剤や軟膏などを塗った上からワセリンを塗って保護してあげることでより薬剤が浸透しやすくなります。

赤ちゃんのごはんの時に、口のまわりに食べ物がつくことでお肌が荒れてしまうことがあります。こういった時もご飯の前に口のまわりにワセリンを塗っておくことで保護することができます☺

 

保湿剤の適量

お肌がテカっとしてティッシュがくっつくくらいを目安に塗りましょう!

剤形によって塗る量も変わるので、こちらを参考にしてみてください🌠

 

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保湿剤はたくさん種類があって迷ってしまいますが、少しでも参考になったら嬉しいです♬

どれにしていいか分からない時はお気軽に医師にご相談ください!