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私の石灰性腱板炎体験記(スタッフブログ)

スタッフOです。

5月、右肩が突然痛くなり石灰性腱板炎の診断になりました。

少し前から「痛いなあ」と思いつつ過ごしていましたが、徐々に痛みが強くなり、腕を上げたり荷物を持ったりするとさらに痛みが増強。何もしていなくても、寝ているときも痛むようになってしまい、院長の診察を受けました。
レントゲンを撮ってもらうと、右肩にナメクジほどのサイズのうっすら白い影が映っています(5月の写真参照)。過去のレントゲンを確認してもらったら院長から「3年前にも同じところに石灰がたまっていたね」と(3年前のレントゲン写真参照)。
確かにこの痛み、前にもあった!と思い出しました。

石灰性腱板炎は、30~50代の女性に多く見られます。
原因はハッキリとはわかっていませんが、肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって炎症が生じるといわれていて、肩の強い痛みや運動が制限されてしまいます。
痛みが強い時には安静・内服や注射による痛みのコントロール、痛みがとれたら可動域の制限を残さないために運動療法に加え温熱療法(ホットパックや入浴等)や低周波治療も効果的だそうです。

普段はなるべく薬や注射を使わず「まずはリハビリから!」という方針の院長ですが、この石灰性腱板炎に関しては「注射しかないから」と言って、すぐに(ステロイドの)注射をしてくれました。3年前は注射から2~3日で痛みが取れましたが、今回は注射後痛みが引いたものの、1週間ほどでまた激しく痛むようになり(「ねえねえ」と肩をたたかれるだけで飛び上がるほどの痛み(T-T))、再度注射していただきました。2回目の注射からは3日ほどで痛みが引き、通常通り動かせるようになりました。
ステロイド注射の日から低周波治療も受けました。10分間の治療ですが、数分単位で刺激が変化して、治療後は痛い部分が少し軽く感じました。

原因ははっきりしないものの、普段から肩をほぐしたり、肩甲骨周囲の筋力を高めておくことも大切なので、気を付けて過ごしたいと思います。

痛みのある生活はとてもつらいものです。
「年のせいかな」「もう少しガマンすればよくなるかも…」とあきらめず、まずはご相談くださいね。