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コロナ後遺症について
こんにちは。上高田ちば整形外科・小児科 小児科担当・千葉智子です。
東京都のコロナ感染者数が急速に減少してきています!第6波も予想されていますがそんな日が来ないことを切に願います・・・
さて、今回は厚生労働省のHPで公開されているデータをご紹介しながら、「コロナ後遺症」についてご紹介したいと思います。
後遺症の治療について、現段階で, 確立した治療法はなく、対症療法が中心となっています。根本治療、劇的な治療法が確立されていない以上、やはり、感染を防ぐことが大切です。
国際医療センターによる「COVID-19で入院した患者さんへの後遺症に関する聞き取り調査結果の研究」をご紹介します。
発症120日後で10%ほどの方が、呼吸苦や倦怠感、嗅覚障害などを自覚されているようです。
発症者の1/4程度の割合で脱毛の自覚があるとのことです。しかも、症状発現が2か月ほど経過してきてから、ということです。
後遺症を訴える方の割合は、想像以上に高いことがわかります。しかも、20.30代の若年層であっても8割くらいの方は後遺症を訴えています。
20才代では、嗅覚・味覚障害の割合が非常に大きくなっています。
これに関しては、金沢医科大学の耳鼻咽喉科の研究で以下のような検討がなされています。
多くの味覚障害例は、嗅覚障害に伴う風味障害の可能性が高いということです。食事の楽しみを失ってしまうことでQOL(生活の質)の低下を感じられることが多いといわれています。
後遺症には根本的な、強力な治療法はありません。
従って、予防することしかできないのです。コロナワクチンを確実に接種し、マスクを着用して三密をさける生活をしっかり継続することが必要であると、考えています。
カテゴリー:1.クリニック情報 , 2.整形外科 , 4.小児科 2021年11月01日