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子どもの頃から身体の軸を整える

こんにちは、理学療法士Sです。

今回のブログのテーマは「身体の軸を整える」です。

前回4月は、軸のズレたコマの図に例えて子どもの姿勢についてお話しました。※詳しくは「小児リハ①子どもの体力低下について②子どもの姿勢について」の記事をご参照ください。

先日院内小児科で配布しました、姿勢のチェックシートを確認していただき、皆さんはたくさんの○がつきましたか?

子どもの骨格が発達・成長していく過程で、いま皆さんのお子さまのスタートラインは人それぞれ異なります。

赤ちゃんの足は、骨が配列されているだけで軟骨のように柔らかい状態です。2歳以降よちよち歩きの状態から、いろいろな荷重刺激が入ることで足の3つのアーチを形成していきます。例えば、足を地面につくときの衝撃吸収し、地面から環境の情報をキャッチして、それに対応するように身体のバランスをとります。

このように私たちの足は身体を支えたり、衝撃を吸収し、歩く、走るなどの運動をしやすくなるように「身体の土台」として成長していきます。しかし、足に何らかのトラブルがあると、すぐに疲れやすくなる、姿勢が悪くなる、歩き方が気になる・・・などいろいろな問題が起こります。 

 加えて、ゴールデンエイジといわれる幼少期の子どもたちは、基礎的な体力作りを多く経験します。この時期に、単一のスポーツの刺激を入れるなど、偏った運動負荷がかかると骨の成長を阻害する可能性があります。

身体が十分に発育していない成長段階で反復練習を続けると、

「一部の運動は得意だけど、応用力が効かない」

そういった子どもたちの姿が想像できるでしょうか。

 今回は、「子どもの足のみかた」を紹介したいと思います。実際に自分の目で足を観察して、どのような状態にあるかチェックしてみてください 。

小児科掲示板に、その他の動作の確認方法やセルフケアについてもまとめたものを用意しています。足全体をうまく使うことによって、身体のバランスや柔らかさが変わり、身体の軸が整いやすくなります。お子さまと向かい合って一緒に身体を動かしてみましょう!

より詳しいことを身に付けたい場合など、整形外科スタッフまでご相談ください。