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1.クリニック情報 ブログ

平成30年度から変更される子どもに関わること

平成30年度から、中野区では以下の点に変更があります。

〇BCGの集団接種の中止

〇1歳半健診の集団健診の中止

→個別に予約して受診してください。(当院でも行っております。)


大人の風疹ワクチンについて

大人に必要なワクチンについて第2回、風疹ワクチンについてまとめました。

風疹は、風疹ウイルスに空気感染(ウィルスが空気中に飛び出し、1メートル以上離れた人に感染)することによって、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが生じる病気です。かかってもほとんどの人は軽症で治りますが、免疫のない女性が妊娠中に感染すると、生まれてくる赤ちゃんに障害(先天性風疹症候群)が生じるおそれがあります。
2013年は、感染の流行があり32人の赤ちゃん(およそ3万2千人に1人)が先天性風疹症候群と診断されました。

中野区では、風疹のまん延や先天性風疹症候群の予防のために、2014年4月1日から、風疹抗体検査費用の助成制度があります。詳しくは、中野区のHPにありますので、是非ご覧ください。

特に赤ちゃんを妊娠する予定のあるプレママとプレパパの皆さんに是非ご確認いただきたいです。

http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/402000/d017592.html

当院では麻疹・風疹混合ワクチンで、対応しておりますので、お気軽にご相談ください。


年度末にむけて ~ワクチンの接種忘れはありませんか?~

年度末(3月31日)で期限をむかえるワクチンについてまとめてみました。

対象年齢の方、いま一度、母子手帳を確認し、接種漏れがないか確認してください!

MR:麻疹・風疹の混合ワクチンです。麻疹・風疹は発熱と発疹を同時にきたす感染症で、麻疹においては肺炎や脳炎など重症化すると命に関わる合併症があるため、ワクチンで予防することが大事です。 

第1期:誕生日の前日から、次の誕生日の前日まで

第2期:小学校就学1年前の4月1日から、小学校就学年の3月31日までの1年(いわゆる保育園・幼稚園などの年長組)

 

 

おたふく:ムンプスウイルスの感染による耳下腺炎です。無菌性髄膜炎や難聴などの神経系の合併症の他、精巣炎・卵巣炎、膵炎などの合併症があるので、注意が必要です。学校保健法で発症から5日経過まで出席停止と定められています。

※中野区では、満1歳から就学前(3月31日)まで、独自の助成あり。(中野区助成の接種票は当院にご用意あります)


高齢者の肺炎球菌ワクチンについて

ワクチンと聞くと、子どものワクチンのことかな、とすぐに想像されると思います。しかし、大人にも必要なワクチンがあるのです。

まず、インフルエンザワクチンも毎年冬にインフルエンザの発症および重症化を防ぐために必要なワクチンですね。効果が3-4か月しか持続しないため、毎年の接種が必要です。65歳以上では定期接種として、接種費用の助成がでます。

その他、肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンも定期接種となっております。
是非、肺炎球菌ワクチンの必要性をご理解いただき、積極的な接種をしていただければ、と思います。

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肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40パーセントを占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。平成28年中野区では、75歳以上のおよそ190人に1人の方が、肺炎で亡くなっています。
肺炎球菌には多くの型がありますが、現在の肺炎球菌ワクチンは、日本に分布する型のおよそ80パーセントに対して免疫をつけることができます。また、肺炎球菌が引き起こす呼吸器感染症、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などの予防効果もあります。抗体価は、接種1か月後に最高値となり、その後4年間はあまり低下しません。 5年後の抗体価は、最高値のおよそ8割で、以後徐々に抗体価は低下します。短期間で再接種を行うと、接種した部位の強い副反応が増加するので、再接種は5年以上の間隔をおいたほうがよいとされています。

高齢者肺炎球菌の定期予防接種の対象者は、中野区にお住まいで、かつ、過去に一度も高齢肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方で、下記①から③のいずれかに該当する方です。

①満65歳の方

●平成29年度の対象者は、昭和27年4月2日から昭和28年4月1日生まれの方

●平成30年度の対象者は、昭和28年4月2日から昭和29年4月1日生まれの方

②接種当日に、満60歳から満64歳で、かつ、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能のいずれかに身体障害者手帳1級相当の障害がある方

③平成30年度までの経過措置
●平成29年度の対象者は、平成30年3月31日に、

満70歳(昭和22年4月2日から昭和23年4月1日生まれ)
満75歳(昭和17年4月2日から昭和18年4月1日生まれ)
満80歳(昭和12年4月2日から昭和13年4月1日生まれ)
満85歳(昭和7年4月2日から昭和8年4月1日生まれ)
満90歳(昭和2年4月2日から昭和3年4月1日生まれ)
満95歳(大正11年4月2日から大正12年4月1日生まれ)
満100歳(大正6年4月2日から大正7年4月1日生まれ)   の方

●平成30年度の対象者は、平成31年3月31日に、

満70歳(昭和23年4月2日から昭和24年4月1日生まれ)
満75歳(昭和18年4月2日から昭和19年4月1日生まれ)
満80歳(昭和13年4月2日から昭和14年4月1日生まれ)
満85歳(昭和8年4月2日から昭和9年4月1日生まれ)
満90歳(昭和3年4月2日から昭和4年4月1日生まれ)
満95歳(大正12年4月2日から大正13年4月1日生まれ)
満100歳(大正7年4月2日から大正8年4月1日生まれ)   の方

 

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以上の方は、自己負担額4,000円で接種できます。

肺炎球菌による肺炎は、急速に進行が進むことがあります。

ワクチンで防げる感染症は、ぜひしっかり予防していきましょう。

ご家族で適応となる方がいらっしゃれば、ぜひご相談ください。

 


中野区子育て応援団について

中野区医師会では、日ごろのちょっとした悩み、健康に関する疑問にこたえるべく、毎月第2木曜日13時半から中野区医師会館で「子育て応援団」を実施しています。

http://www.nakano-med.or.jp/kosodate/towa/index.php

今月は、「眼のおはなし」や「好き嫌いなく食べられる工夫」など、興味深い内容もお話が用意されているようです。予約不要で、直接会場で受付できます。

 

また、その前後の時間で、子どもの栄養相談(無料)もあります。これは事前予約制ですが、離乳食の進め方や好き嫌い、偏食について、おやつについて、肥満について、アレルギーが心配・・など、様々な質問ができるようです。ぜひ、積極的にご利用ください!


おねしょのお話

何歳くらいまで「おねしょ」は様子をみていいのだろうか、デリケートな話だし、誰に相談すればよいのだろうか、悩むママも多いでしょう。当院では、おねしょ(夜尿症)の相談も行っております。これから幼稚園や保育園の卒園し、小学校に入学するタイミング(5,6歳)が、相談のチャンスです!

ときどきおねしょをしてしまう程度の子どもの比率は5~6歳で約20%です。小学校低学年で約10%と減少しますが、10歳児でも約5%にみられます。学齢期の夜尿は自尊心の低下をもたらし、心理面や社会面、生活面に影響を及ぼすこともあります。生活習慣の改善で治る子もいれば、長引く場合は薬物療法も検討いたします。躊躇せず、ぜひお気軽にご相談ください。

こちらのサイトも参考になります。

http://onesho.com/patient/


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