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インフルエンザの流行について(国立感染症研究所HPより要約)

第49週 (12月4日~12月10日)

インフルエンザの流行が全国で拡大しているようです。当院でもA型のインフルエンザを中心に感染の流行を感じています。

ニュースなどでも報道されていますが、抗インフルエンザ薬としてのタミフルの粉薬が出荷制限になっているようです。検査キットも、潤沢にあるわけではないです。症状や発症時期に応じて、検査のタイミングなどご相談させていただきますので、ご理解をお願いいたします。

現在の流行株は、AH3亜型が185件(60%)、AH1pdm09が115件(37%)、B型が10例(3%)とのことで、1シーズンで2回、A型インフルに罹患している方もいます。

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2023年 第49週 (12月4日~12月10日) 2023年12月13日現在

(国立感染症研究所HPより要約)

定点当たり報告数は33.72(患者報告数166,690)となり、前週の定点当たり報告数26.72よりも増加した。

47都道府県で前週の報告数よりも増加した。


定点医療機関からの報告をもとに、この1週間に、定点医療機関以外の医療機関を含む全国の医療機関を受診した患者数を推計すると、約111.8万人(95%信頼区間:104.5~119万人)となり、前週の推計値(約91万人)よりも増加した。年齢別では、0~4歳が約11.1万人、5~9歳が約23.6万人、10~14歳が約21.7万人、15~19歳が約11.4万人、20代が約9.2万人、30代が約9.9万人、40代が約10万人、50代が約7.6万人、60代が約4.1万人、70歳以上が約3.2万人となっている。また、2023年第36週以降これまでの累積の推計受診者数は約800.3万人となった。


 全国の保健所管轄区域で、警報レベルを超えている区域は336か所(47都道府県)で、注意報レベルを超えている区域は197か所(43都道府県)であった。


 基幹定点から報告された、インフルエンザによる入院報告数は1,288例であり、前週(988例)から増加した。47都道府県から報告があり、年齢別では1歳未満(55例)、1~4歳(179例)、5~9歳(203例)、10代(112例)、20代(21例)、30代(28例)、40代(31例)、50代(59例)、60代(103例)、70代(188例)、80歳以上(309例)であった。

国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近5週間(2023年第45週~2023年第49週)ではAH3亜型が185件(60%)、AH1pdm09が115件(37%)、B型が10例(3%)の順であった。