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年度末にむけて ~ワクチンの接種忘れはありませんか?~
年度末(3月31日)で期限をむかえるワクチンについてまとめてみました。
対象年齢の方、いま一度、母子手帳を確認し、接種漏れがないか確認してください!
〇MR:麻疹・風疹の混合ワクチンです。麻疹・風疹は発熱と発疹を同時にきたす感染症で、麻疹においては肺炎や脳炎など重症化すると命に関わる合併症があるため、ワクチンで予防することが大事です。
第1期:誕生日の前日から、次の誕生日の前日まで
第2期:小学校就学1年前の4月1日から、小学校就学年の3月31日までの1年(いわゆる保育園・幼稚園などの年長組)
〇おたふく:ムンプスウイルスの感染による耳下腺炎です。無菌性髄膜炎や難聴などの神経系の合併症の他、精巣炎・卵巣炎、膵炎などの合併症があるので、注意が必要です。学校保健法で発症から5日経過まで出席停止と定められています。
※中野区では、満1歳から就学前(3月31日)まで、独自の助成あり。(中野区助成の接種票は当院にご用意あります)
カテゴリー:1.クリニック情報 2018年03月16日
高齢者の肺炎球菌ワクチンについて
ワクチンと聞くと、子どものワクチンのことかな、とすぐに想像されると思います。しかし、大人にも必要なワクチンがあるのです。
まず、インフルエンザワクチンも毎年冬にインフルエンザの発症および重症化を防ぐために必要なワクチンですね。効果が3-4か月しか持続しないため、毎年の接種が必要です。65歳以上では定期接種として、接種費用の助成がでます。
その他、肺炎球菌による肺炎を予防するワクチンも定期接種となっております。
是非、肺炎球菌ワクチンの必要性をご理解いただき、積極的な接種をしていただければ、と思います。
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肺炎球菌による肺炎は、成人の肺炎の25~40パーセントを占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。平成28年中野区では、75歳以上のおよそ190人に1人の方が、肺炎で亡くなっています。
肺炎球菌には多くの型がありますが、現在の肺炎球菌ワクチンは、日本に分布する型のおよそ80パーセントに対して免疫をつけることができます。また、肺炎球菌が引き起こす呼吸器感染症、副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などの予防効果もあります。抗体価は、接種1か月後に最高値となり、その後4年間はあまり低下しません。 5年後の抗体価は、最高値のおよそ8割で、以後徐々に抗体価は低下します。短期間で再接種を行うと、接種した部位の強い副反応が増加するので、再接種は5年以上の間隔をおいたほうがよいとされています。
高齢者肺炎球菌の定期予防接種の対象者は、中野区にお住まいで、かつ、過去に一度も高齢肺炎球菌ワクチンを接種したことがない方で、下記①から③のいずれかに該当する方です。
①満65歳の方
●平成29年度の対象者は、昭和27年4月2日から昭和28年4月1日生まれの方
●平成30年度の対象者は、昭和28年4月2日から昭和29年4月1日生まれの方
②接種当日に、満60歳から満64歳で、かつ、心臓・腎臓・呼吸器・免疫機能のいずれかに身体障害者手帳1級相当の障害がある方
③平成30年度までの経過措置
●平成29年度の対象者は、平成30年3月31日に、
満70歳(昭和22年4月2日から昭和23年4月1日生まれ)
満75歳(昭和17年4月2日から昭和18年4月1日生まれ)
満80歳(昭和12年4月2日から昭和13年4月1日生まれ)
満85歳(昭和7年4月2日から昭和8年4月1日生まれ)
満90歳(昭和2年4月2日から昭和3年4月1日生まれ)
満95歳(大正11年4月2日から大正12年4月1日生まれ)
満100歳(大正6年4月2日から大正7年4月1日生まれ) の方
●平成30年度の対象者は、平成31年3月31日に、
満70歳(昭和23年4月2日から昭和24年4月1日生まれ)
満75歳(昭和18年4月2日から昭和19年4月1日生まれ)
満80歳(昭和13年4月2日から昭和14年4月1日生まれ)
満85歳(昭和8年4月2日から昭和9年4月1日生まれ)
満90歳(昭和3年4月2日から昭和4年4月1日生まれ)
満95歳(大正12年4月2日から大正13年4月1日生まれ)
満100歳(大正7年4月2日から大正8年4月1日生まれ) の方
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以上の方は、自己負担額4,000円で接種できます。
肺炎球菌による肺炎は、急速に進行が進むことがあります。
ワクチンで防げる感染症は、ぜひしっかり予防していきましょう。
ご家族で適応となる方がいらっしゃれば、ぜひご相談ください。
カテゴリー:1.クリニック情報 2018年03月12日
クリニックのFacebookを始めました。
医療や健康に関することや、クリニックの診療日のお知らせなども順次Facebookにもupしていきます。
是非フォローして、新しい情報を入手してください♪
カテゴリー:1.クリニック情報 2018年03月01日
花粉症の記事書きました!
小児科の千葉智子です。インフルエンザが猛威をふるっていますが、落ち着いてくると、花粉症の季節です。
今年の花粉の飛散予報は
〇東北の飛散量は前シーズンの約2倍、関東甲信、四国では約1.5倍
〇東京のスギ花粉のピークは3月上旬から4月上旬までの約1か月間
となっています。以下のサイトも参考になります。
http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/hisan/
また、現在の飛散状況に関しては、
http://kafun2018.itdj.co.jp/top.html
でも確認できます。
そして。花粉症についての記事を書きました!症状軽快を目指しての対策など、参考になれば。
カテゴリー:1.クリニック情報 2018年02月07日
明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
昨年10月に開業して、早3か月が経ちました。
年を新たにし、地域の方々に愛されるクリニック作りを目指して、一同更に頑張る所存です。
今年も「上高田ちば整形外科・小児科」をどうか宜しくお願い申し上げます。
カテゴリー:1.クリニック情報 2018年01月01日
インフルエンザ流行しています・・・
インフルエンザの流行が拡大しています。国立感染症研究所によると、推計患者数は約20万人で、うち9歳以下が40%、10歳代が20%と低年齢層が中心とのことです。重症例も目立ってきており、インフルエンザ脳症は48週までに6例が報告され、うち5例は10歳以下(1歳が2例、6歳が1例、10歳代が2例。50歳代も1例。)とのことです。ウイルスのタイプは全てA型だったようです。
免疫力の低いこどもや高齢者は、インフルエンザの重症化のリスクが高く、特に集団保育や家族内での感染が明らかな場合は、発熱や体調不良の際には、早めの受診をお勧めいたします。
今年は、インフルエンザワクチンの供給が不安定で、ご迷惑をおかけいたしましたが、今後の流行期には、手洗い・うがいを励行し、マスクの着用をお勧めいたします。
カテゴリー:1.クリニック情報 2017年12月27日
形成外科外来について
次回の形成外科外来は、1月27日土曜日です。
形成外科の冨田祥一医師は、JCHO東京新宿メディカルセンター形成外科部長をしており、1か月に一度、当院の外来で形成外科部門、自由診療部門を専門に診療を行ってもらっています。
形成外科外来では、
〇傷跡・ケロイド
〇陥没乳頭手術、乳頭縮小手術、乳輪縮小手術
〇ホクロ・腫瘤 顔の気になる箇所でも痕に残りにくく除去いたします。
〇陥入爪・巻き爪 形状記憶合金で治す方法、手術など様々な方法で対応可能です。
〇ボトックス注射 眉間、額、眼周り、脇に注射可能です。
〇ヒアルロン酸注入(顔) 額や眼尻などのしわにヒアルロン酸を注入します。
〇高濃度ビタミンC注射
〇シミ取り治療 トレチノインナノエッグ、HQクリームを用いてシミ取り治療を行います。
などに対応できます。保険診療と自由診療とでどのような方法があるのか、じっくり相談に乗ってくれます。
カテゴリー:1.クリニック情報 2017年12月19日
はじめての小児科相談(出産前及び出産後小児保健指導)
小児科担当、千葉智子です。
中野区の子育て支援制度の一つである「はじめての小児科相談(出産前及び出産後小児保健指導)」も受け付けております。
母子手帳を交付された際に受け取られた「母と子の保健バッグ」の中の相談券を持参され、事前にご予約いただくと無料で相談ができます。(※相談券は妊娠中から出産後3か月未満の間、1回のみ利用できます)
初めての出産後でわからないことがたくさんあると思います。子育てのポイントや病気の対応など、母乳や体重に関すること、ワクチンスケジュールに関すること、など、お気軽にご相談ください。
カテゴリー:1.クリニック情報 , 4.小児科 2017年11月29日
インフルエンザワクチンのネット予約中止に関して。
今年のインフルエンザワクチンは、生産が遅れ、供給量も例年より少ない状況です。これまでネット予約での受付をしておりましたが、予約されてもワクチンが確保できない状況を避けるため、本日よりご予約数をカウントしながらの予約とさせていただきます。
現在までにネット予約の済んでいる方は、ワクチンを確保しておりますので、ご安心ください。
ご迷惑をおかけしますが、ご予約をご希望の方は受付にお電話ください。
TEL:03-3228-1555
ワクチン予約受付時間:診療日の10時から12時、13時から16時
ご協力を宜しくお願いいたします。
カテゴリー:1.クリニック情報 2017年11月28日
かぜが流行っています。
小児科担当、千葉智子です。
湿度も気温も下がってきましたね。このような環境はウイルスにとっては、非常に心地がよいのです。感染予防には、手洗い・うがい・咳エチケットとともに、冬は加湿を加えてもよいでしょう。加湿器を使用するのもよし、洗濯物を室内干しにすることも、湿度アップにつながります。湿度計があると、数値で確認できるのでお勧めです!
我が家にも湿度計があり、洗濯物を室内で干し始めると、10%くらいすぐに変わるのがわかるので、効果を視覚的にも実感できます。
参考までに…快適な湿度は50-60%といわれています!
ここのところ、鼻水や咳の症状の子どもが増えてきました。小さな子の鼻水をとろうとすると、とても嫌がられてしまうし、何度もふいて鼻の周りが赤くなってしまう、なんてこともよくありますね。
2-3歳までに、習得しておくといいと私が思っていることの一つに「鼻をかむこと」があります。鼻水をしっかり除去することは、副鼻腔炎や中耳炎、気管支炎を予防することにもつながります。自分でチーンとかむのは、練習が必要ですので、我が家で行った練習法をご紹介します。
子どもの口をおさえて、両鼻から空気を「ふーん」をださせるようにします。この時に、ティッシュペーパーを鼻の前におくと、空気の動きでティッシュが浮くので、子どもも楽しめます。それが上手になってきたら、ティッシュペーパーをまるめて鼻栓を作り、ママと鼻栓ロケットを遠くに飛ばす競争です。この「片方の鼻から勢いよく空気を出す」という行為が、鼻をかむ動作になりますので、かなり鼻もスッキリするのではないでしょうか。
まだ、鼻を自分でかめない場合は、鼻水吸引器で除去してあげるのがお勧めです。当院では写真の吸引器をご用意していますので、鼻水がつまって苦しそうな場合は、ご相談ください。
カテゴリー:1.クリニック情報 2017年11月22日