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子どもの靴選び (スタッフブログ)
理学療法士の井浦です!
先日、当院のリハスタッフとともに、「子どもの発達における評価とインソール」というセミナーに参加させていただきました。
今回は、セミナーの中で話に出た子供の靴選びについて投稿させていただきます。
現代の子供は、歩行を正しく獲得できていない子供も増えているといわれ、その理由として運動環境も乏しいこと、靴下や靴を履き、素足で歩く機会が減っている事、、、等、色々な事が影響していると言われています。 きれいな歩行を獲得する事は、成長段階での運動機能向上や、子供でも起こりえる足のトラブルを防ぐための大事な一つの要素となっています。
その中でも、体操や理学療法士などが行うリハビリテーション、理学療法士、義肢装具士が作るオーダーメイドインソールを利用する前に、トラブルの予防として、家族で購入する靴選びがとても重要です!
☆靴選びのポイント☆
①サイズがあっているか
→足の縦の長さ、横幅を計測し、ワイズ表、JIS規格(インターネットにも載っています)と照らし合わせます。 実際には縦幅は、実際のサイズ+手の親指1本分がベストです。
②足の指の形状にあっているか
→人それぞれつま先の形状には個人差があるため、足の形にあった形状のものを選びます。
③かかとのサポートがしっかりしている
→柔らかすぎるものは、形が崩れたりしてしまい、歩きにくくなってしまいます。
④つま先が床から少し上がっている
→足の指の機能補助や歩行時のクリアランスの確保の意味合いがあります。
⑤足の指の位置でしっかり靴が曲がるか
→適切な位置で曲がらないと、様々なトラブル、機能低下につながります。
⑥アウトソールに安定感がある
→アウトソールが薄いと痛みの原因になったり、歩きにくさ、疲労しやすさにつながります。
その他
・ハイカット、ミドルカット、ローカットがありますが、足首の動きをどれだけ固定したいかにより変更します。
実際には、走ったりして、方向転換の際にすぐに切り返しができるようになったらローカットに変更するといいと言われています。
私の3歳になる息子に対する失敗例で写真を載せます!
色々靴を買いましたが、スリッポンのようなタイプや底が薄く、柔らかい靴は早々に型が崩れてしまい、右奥のように形がいびつになり、かかとや足の親指の先などの皮膚が固くなっていたり、傷ついたりしてしまいました。笑
なので、今はもっぱら前列にあるタイプの靴をずっと選び着用しています。
上記の選び方で合っていないとこのようなになってしまう事を身をもって感じました。
以上、ざっくりと長くなりましたが、セミナー報告させていただきました!
リハビリのイメージは学生や中高年が行うイメージが多いと思いますが、お子さんの足や歩きのトラブル、詳細な靴選び、インソール等気になることがあれば、ぜひ当院理学療法士に相談していただければと思います!
よろしくお願いします!
カテゴリー:2.整形外科 2019年07月07日
こどもの医療関連記事を監修しています。
小児科担当・千葉智子です。
KIDSNAという、子育て関連記事の医療監修をしています!
お時間あるときなどに、是非ご覧ください。
ちょっと役に立つ情報が手に入るはずです☆
https://kidsna.com/magazine/publisher/72
カテゴリー:1.クリニック情報 , 4.小児科 2019年07月04日
手足口病流行しています・・・
先週からすこしずつ出ていた夏風邪の一つ、手足口病が急速に増えています!
のどの所見が非常にわかりやすかったので、ご協力いただき、のどの写真を掲載させていただきます。
口蓋垂(いわゆる、のどちんこ)の両側に口内炎のような白っぽいアフタが複数あり、のどの赤みも目立ちます。
これで、手足や口囲、膝、陰部などに発疹が見られたら、手足口病の診断となります。
のどがこれだけ腫れていたら・・・痛いですよね。。
よだれが多い、飲み込むときに痛がる素振りを見せる、などの症状があれば、食事は刺激の少ない食材でしのいでください。(スープ、茶わん蒸し、ゼリー、プリン、麺類、フルーツなど)
水分は多めに摂取してください。
大人もかかることがありますので、飛沫感染、接触感染に注意してください。
カテゴリー:4.小児科 2019年07月03日